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2006
12.19

一級建築士の合格発表

今日12月19日は、平成18年度一級建築士の合格発表の日です。
私は一級建築士を取得する資格学校で、製図を教えているため合格数が気になる一日でした。
全国で3,579名 岡山県で39名の新しい一級建築士が誕生しました。

一級建築士の試験は学科と設計製図の2回の試験を合格しなければなりません。学科は今年は7月23日に行われ、学科の合格者は製図試験を10月8日に受験しました。製図は2回受験チャンスがあり、今年の学科合格者で製図が不合格の場合、来年も製図受験できます。

今年の一級建築士試験の結果
学科  受験者 40,950人  合格者数 4,009人 合格率 10.0%
製図  受験者 11,386人  合格者数 3,579人 合格率 31.4%

初めて受験する方100人いると、学科が合格する人は10人
その10人の内、製図合格するのは、3人となり 合格率は3%になる厳しい資格試験になります。実際、この試験を合格される方は、大変優秀な方々ばかりです。かつては岡山県でも100名ぐらい合格していたので、難しい試験になりました。

製図の試験は5時間30分で行われ、課題テーマは7月末に発表されていますが、問題は試験開始時に初めて分かります。図面はA2サイズの紙に手書きで書きます。作図だけでもかなり時間がかかり、課題建物は3000㎡のコンクリート造であり結構大きな施設計画となります。

今の時代に「手で書きます」仕事では、ほとんどコンピューターで作図するので苦手な方多いです。そのうちコンピューターでCAD試験するようになるようです。

国土交通省の社会制度審議会では、構造偽装事件を受けて建築法律制度の見直しを進めています。その中で、現在全国で30万にいると想定されている(更新制度がないため、実数把握ができない)一級建築士は多すぎで、5万人が適正規模との意見もあり、今年の試験では合格数の大幅削減傾向が予想されていました。

その影響か、昨年は全国合格数 5,548人が今年 3,579人 なのでー1,969人減少になりました。製図の合格率は31.4%と昨年並みでしたが学科試験が厳しかったようです。

岡山県で新しい一級建築士39名は適正か、少ないか、多いか?意見はいろいろあると思いますが、この39名はこれからの岡山の建築界を担う貴重な戦力であることは間違いありません。最近の一級建築士の有資格者は優秀な方が多いです。

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