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2006
12.22

建築家とは?

昨日は建築家の集まりの団体:社団法人日本建築家協会JIA岡山建築家の会の役員会と忘年会兼新入会員歓迎会に出席しました。岡山でこのJIA(社団法人日本建築家協会の略称)会員の人数は一時は50数名いましたが、近年の不景気からか会員数が30名弱と減る傾向にありました。

本年 岡山の建築家の会では、建築家協会の果たす役割、建築家の仕事を紹介する書籍「おかやまの建築家」の本を2007年3月に発刊します。この発刊にあわせて、岡山の建築家にふさわしい方をJIA会員から推薦募集したところ、新たに10数名の設計事務所を業務にしている方、学校で教務をされている方が入会することになり、入会歓迎会を行いました。

「おかやまの建築家」は吉備人出版で制作・発行され現在IJA会員の仕事を取材中です。3月には県内の書店で一斉発売の予定です。またあわせて「建築家展」や「建築相談会」も行う予定です。

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建築設計にかかわる活動団体はいくつかあり、建設関連に従事している方でもどこが違うの?なんて聞かれることあります。

建築士会・・おもに2級建築士、1級建築士の有資格者が入会します。設計事務所に勤めていても、建設会社・建材店に勤めていても入れます。また仕事は設計でも施工でも行政機関でも、職種は問いません。入会資格は特にないと思います。いわば建築士の資格があれば、個人として入会します。全建築士の内入会者は2割程度といわれています。

建築士事務所協会・・建設会社または設計事務所を開設している、建築士設計事務所が集まっている団体。事務所単位で入会しますが、全設計事務所が入会しているわけではありません。

日本建築家協会・・原則として一級建築士有資格者で、おもに建築設計事務所にて建築の設計および監理を行う専業の設計士(大学や専門学校で教職にある方もいます)が集まっている団体、入会には2名の推薦者が必要。建築の設計専業者は、トヨタの昔の宣伝コピーの「いつかはクラウン」でなく「いつかは建築家協会の会員」があこがれのステータスでした。

以上の3団体が社団法人格を持つ建築設計の方々が入会する団体です。
3団体に所属する人もいれば、1団体のみ所属、またはまったく所属しない方もいます。

その他岡山県では、建築設計事務所の代表者が加入する任意団体「岡山建築設計クラブ」があります。会員数は52名、支援する企業会社69社あり、独自の活動をしています。

建築家とは?
われわれ建築設計事務所を業務にしている者でも、つい10年ぐらい前までは「建築家」と名乗るのはおこがましい気がしていました。今では、ハウジングメーカーや建設会社に勤務する社員の方でも(失礼)宣伝チラシに「当社建築家が設計」とうたっています。

かつては(社)日本建築家協会の会員であり知名度もあり、または地域の設計業界で一様認められる設計専業の方が、建築家と称するように思われていました。もちろん、建築家協会に所属されなくても、建築団体に所属されなくても立派な設計や地域活動されている方もいます。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)では

欧米における建築家は、伝統的に医師・弁護士と共にプロフェッション(公益のために働く専門家)少し大きい文字として扱われており、構造・設備などの技術者(エンジニア)とは区別される。

また、日本では第二次世界大戦後の1950年、建築士法が成立し、国家資格としての「建築士」制度が誕生した。(名称は同じだが)その内容は戦前期に提案されたものと異なっており、建築士=Architect(建築家)という訳ではない。現在に至るも、日本では「建築家」として認められるための公的認定機関は存在せず、それに代わる資格認定機関も存在しないのが実状である。

このため「建築家」の明確な定義はないが、一般的には(1)建築関連の何らかの賞を受賞した人物や、(2)著名建築物の設計等で広く名前が知られた人物を建築家と呼ぶことが多い。

一般メディアは「一級建築士」で権威付けすることが多いが、業界内では、「建築家」という呼称が作家性の存在を示唆する。
以下こちらをご覧ください。

JIA日本建築家協会では「建築家とは」
「建築家」の称号は、一般に、法律や慣習によって、プロフェッショナルにかつ、学問的に教育され、それぞれの法的管轄圏(国等)で建築業務を行なうための、登録/免許/証明を取得し、公正かつ持続可能な開発、国民の福祉、また、空間、形態、歴史的文脈の見地からの社会の居住スタイルの文化的表現を擁護することに責任を負う者に、付与される。とあります。


以下建築家協会のパンフレットからー建築家はー

・ 周辺環境・地域環境・地球環境に配慮する
・ 環境を形成することにより、社会に貢献する
・ 敷地を越え、街並み、地域文化、歴史、風土、地球環境との関連をデザインする
・ 市民ともに行動する
・ 環境資産価値をあげる
・ 独立性・中立性を保持する
・ 設計の責任を引き受ける
・ アイデア、デザイン、技術で選ばれる
・ 未来に奉仕する
・ 新しい文化を創造する


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