FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

岡山の木を見に行く-4 松の製材

11月24日 夕方 最後の訪問先の久米南町の山渋木材さんに伺う。山渋さんも松材専門の製材所ですが、天然乾燥にこだわり天然乾燥材「おひさまDRY」の名称で主に梁材を生産されています。かつては割り箸を生産されて、松を扱っていたので、松材の製材所に業種転換されたそうです。天然乾燥の技術はこうした今までの蓄積が生かされています。

yamasibu191124c.jpg



yamasibutirasi191127c.jpg



私の住宅では「チルチンびと」2006年36号に掲載した住宅に使いました。シックハウスなど健康被害に懸念がある住宅では、薬剤など無添加の木材として出荷ができます。

tirutin191127a.jpg



yamasibu191127a.jpg



特徴としては、天然乾燥なので色艶がよい、生産にエネルギーを使ってない(CO2の排出が少ない)、使った印象では狂いが少なかったです。

yamasibuntei191127b.jpg



松は管理が難しく、よくアオカビが出ます。特に松を切った時期が冬場で無い場合カビが来やすい。プロでも乾燥の保管を失敗すると、アオカビが出るそうです。山渋さんでは木の成長の止まった、冬の間に切った松(切旬の木)を購入し、荒挽きして積み上げて乾燥します。今はちょうど今年の松材が入荷前で、広い場内は余裕があります。春には製材された松材で一杯になります。

工場内は女性の方も元気に働いています。いつ伺っても、社長の奥さんもフォークリフトで製材を運ばれて、和やかな雰囲気があります。

yamasibu191124b.jpg


山渋木材 岡山県久米郡久米南町上神目395 TEL0867-22-0840

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif

スポンサーサイト

住宅のリフォーム工事中

11月28日午後4時、リフォーム工事中の現場で、施主さんご夫婦と打ち合わせをする。

打ち合わせの内容
・住宅の解体が終わり床下地組みも終わったので、これから進める造作について説明し、室内空間をイメージしてもらう。
・室内の塗り壁やクロス等の仕上材を決定する。
・電気配線、リモコンSW、照明の位置など確認する。

私の方は、完成した軸組の接合を確認する。

新しく組む梁には、既存の梁の欠損を避けるため、専用の接合金物を使う。

otei191128a.jpg


既存の梁断面の不足した梁には新しく梁を追加し、柱と新しい梁を金物で接合する。釘打ちは組み立てるときの仮止め用。リフォームでは釘打ちで済ますことがある。新しい梁は既存の梁と上下にボルトで縫い、一体化する。

otei191128b.jpg


筋交いは、現在の建築基準法に合致するよう再計算する。
既存筋交いは断面不足のため、今回全て新しく入れ替え、接合金物にて柱と連結する。柱と土台・梁とは適合する金物で接合する。
筋交いの両端の土台にはアンカーボルトを増やす。

otei191128c.jpg


地震の時に建物の捩れを防ぐ火打ち梁を、既存建物に不足している個所に追加する。

otei191128d.jpg


今後 何十年も住めるよう、めんどうでもリフォーム工事には構造補強が大切です。

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

岡山の木を見に行く-3 松の製材

11月24日 午後 津山木材綜合市場から美咲町の鈴鹿製材所に行く。

かつて岡山県一帯の山は松が多かったのですが、今は松食虫の被害に会い松材の伐採できる森林は少なくなくなりました。この岡山は全国でもめずらしく松専門の製材所が今でも数社あります。

松材は強度が強く、かつての住宅では梁や柱に使われていました。現在は寺社仏閣など日本建築の主用材に使われます。外材より価格は高いが、まだ岡山では一般住宅で松が使えます。最近は、松を求めて全国の建築家も訪れます。

鈴鹿製材所は全国でも数少ない松材専門の大規模な製材所です。私の事務所の設計した住宅でも梁材によく使用しています。

suzukamatu191127a.jpg


前回は今年の春に訪問しましたが、半年振りに伺いました。
時間が少ない中今回、訪問がはじめての方も多かったので、丸太から乾燥機、製材、保管している木材まで見学しました。

suzuka191124a.jpg


最近導入した人工乾燥機は、製材のときに出る木材チップを燃焼して人工乾燥窯の熱源にする機械を導入されたそうです。重油を燃やさず、木材の廃材の再利用でCO2排出の削減を進めているそうです。またチップは堆肥への再利用などすてる部分がでないほど利用が進んでいるそうです

suzuka191124b.jpg


鈴鹿製材さんの特徴は松材専門であること、乾燥技術が優れていること(トップクラス)、松の扱い量が多いことが言えます。「松材の問い合わせなら鈴鹿製材さん」と言えます。前回伺った時は、東京の能舞台に使う特注品の松厚板の床材を生産されていました。また、場内には寺社仏閣用の松材も乾燥のため長期間山積みされています。

suzuka191124f.jpg


最近は松の床材の生産も始め(優れた技術があるので、私が生産をかつて奨めました)好調のようです。8%まで人工乾燥するので床暖房にも対応できます。

suzuka191124e.jpg


㈱鈴鹿製材 岡山県美咲町原田1926 TEL 0868-66-0161

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

岡山の木を見に行く-2 丸太と製材の市場

11月24日(土)岡山の木を見に行くツアーの続きです。

昼 津山の綜合木材市場に行く途中、奥津町のダムに沈む民家の柱や梁材を生かしたレストラン「赤壁」に立ち寄る。建物4棟からなる、立派な施設なのですが、閉鎖状態で食事は予約客のみ対応とのこと。ツアー参加者は建物内部を見学する。

akakabe01.jpg

akakabe02.jpg



津山綜合木材市場では、吉岡社長さんに木材について伺う。
この市場は丸太原木と製材された木材製品の市場からなる、県下で最も大きい市場である。岡山県北で製材された木材は、ほとんどこちらで見ることができる。

tuyamasougou191124a.jpg


tuyamasougou191124b.jpg


岡山は個人所有の森林が多く、間伐が遅れている
・今、杉の原木が7,500円/立米で50年目の価格1万円と同じで、伐採しても山元にはお金が残らない。
・国産材2割、外材8割の使用量なので、国産材の使用量が少ない
・丸太購入取引製材所は70社、木材製品を置いている会社は30社

tuyamasougou191124c.jpg


津山木材綜合市場では県外取引25%、県外75%と県外との取引が多い。
北九州から関東まで広範囲に商圏を持っている。岡山県産材の「美作材」の消費は県外が多い。岡山県北の製材所は乾燥や加工技術にすぐれ、製品の信頼度は高い。特に桧は評価が良い。

tuyamasougou191124d.jpg


tuyamasougou191124e.jpg


最近は、木材産地の各地で地産地消の活動が増え、県外からの原木の持込が少なくなった。かつては四国や九州からも原木が入っていたが、今はほとんどが、岡山の山から伐採された丸太が市場に並んでいる。

市場でも、6月の建築基準法の改正により例年より2割以上落ち込んでいる。春まで、いかに持ちこたえるかが悩みである。

これからの課題としては、「美作材」は岡山県のブランド品に上げられているか、「美作材」をどう説明するか、何を売りにするかを考える必要があるとのこと。

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

香川の木の家の棟上しました

11月23日に「香川の木の家」が棟上したので、11月25日に棟上後の検査に行きました。

stei191125a.jpg


柱と梁材はすべて高知県の杉材で、柱巾12cm、梁幅も一般梁は12cm、一部柱間の長い梁は梁幅15cmを使用しているので、どっしりした感じがします。杉の色もピンク系のなかなか良い色です。

stei191125c.jpg


stei191125d.jpg


この住宅は高知の木を使う「高知県土佐木造住宅普及促進事業」に参加しているので、工事中に構造見学会を開催します。またできれば完成見学会も開催したいと思います。高知県土佐木造住宅普及促進事業」は、高知県外の方が高知の木を使うと設計または施工者に見学会の助成や施主さんに高知の木で制作した家具をもらえます。なかなかすぐれた制度です。

検査内容

・土台の材種とサイズの確認
・アンカーボルトと土台とのズレが無いか
・筋交いの両端、土台の継手の上端、土台の端、2.7Mごとにアンカーボルトがあるか
・梁・柱材の位置とサイズ
・火打ち土台、火打ち梁のサイズと取付け
・接合金物の状態の確認

検査の後、施主さんと電気設備、サッシュのガラス、屋根材の打ち合わせをしました。

stei191125b.jpg


参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

岡山の木を見に行く-1 木の伐採

11月24日(土) NPO法人まちづくり推進機構と私の所属している「住まいづくりの会」と共催した「岡山の木を見に行くツアー」に行ってきました。

岡山県では戦後県北を中心に杉や桧が植林され、現在20万haの人工林があります。県北は人工林比率が50%以上になり、勝山、美甘、癖、富村、奥津。加茂、奈義、粟倉では70%を越す。

始めに訪問したのは、県北の奥津町の石原木材さんが伐採している森林を訪問しました。最近良く開催される森林ツアーでも、現地までの道が悪かったり、現場の安全が確保できないなどで、実際に木を伐採している現場を見学できることは少ないです。

okayamanoki191124c.jpg


参加者の乗用車(4駆車)が入れるところまで行き、長靴に履き替える。そこから参加者は交代で、石原木材さんの4駆車で伐採現場まで乗せてもらいました。車は道がかなり細く、ぬかるんだ道を登ります。石原さんによると、ここはまだ搬出道は良い方とのこと。伐採森林内の道を歩きますが、ぬかるんで歩くのも大変です。

okayamanoki191124b.jpg


ほぼ伐採が終わった状態で、広さは約3町(約3ha)。機械化が進みこの広さでも2から3人で伐採搬出までできるそうだ。機械にはコンピューターが内蔵され1台の機械で、伐採、葉落とし、切りたい長さでの切断、移動までできるそうだ。この山はかつて植林した杉がほとんどで一部桧があり、樹齢60年ぐらいで伐採時期に来ていました。

okayamanoki191125a.jpg



最近は若い人も従事してくれるようになり、後継者問題は解決できているとのこと。石原さんは伐採専門で、山主さんの依頼や山主さんから伐採権を買って伐採しています。伐採後は山主さんが植林をします。

okayamanoki191124e.jpg


原木の価格は、今は8,000円/M3でかつては26,000円/M3であったそうです。現在の価格では切り出す費用に消えて、山主さんにお金がに残らないのが実情で山が放置される原因になっている。

okayamanoki191124f.jpg


森林の補助金の使い方の見直しが必要では、との現地の意見がありました。

政府は京都議定書で義務付けられた日本の温室効果ガス削減の目標達成に向け、ハンガリー政府から排出権取引(ET)により、余剰排出枠を買い取ることを決めた。とのことだが、海外から買うのでなく、国内の森林伐採から相当削減分として予算を助成できないか?

個々最近では、建築基準法の改正で建設工事が少なくなり、伐採量が減っているです。こんな山間部にも、6月の建築基準法の改正の影響がすでに出ているのは以外でした。

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

11月21日 今日は現場を廻る-の続き

11月21日 午後は住宅のリフォーム工事中の現場に行く。
今日は軸組の補強状況を確認する。

リフォームは構造補強が大切であるが、手間がかかるので適当になっている現場が多い。

工事中に既存の基礎に鉄筋が入ってないことが分かり、既存基礎の内側に新たに鉄筋を組みコンクリートを打ち補強する。

otei191122a.jpg


otei191122b.jpg


無筋基礎の補強方法として、既存基礎に沿わして鉄筋を組みコンクリートを打つ方法と最近は、既存基礎にアミラド繊維と言う強化繊維を貼る方法がある。
今回両方法の見積りを取ったところコンクリートを打った方が約半値と安かったのでこの方法を採用。

既存基礎とはケミカルアンカーで鉄筋を結び一帯にする。

新たに設ける梁は梁受金物にて既存梁や柱に連結する。
断面の不足している梁は新たに梁を付けたし、既存の梁とボルトとにて連結する。柱と梁に連結金物が無い個所は取付を指示する。

otei191122d.jpg


リフォームの場合新しく柱を増やすには、柱の上下にホゾを付けると差し込みにくいので、柱の上下も専用の金物で柱と梁を接続する。写真は柱の上部に取り付く金物

otei191122c.jpg


参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

千葉県市川駅前のマンションの鉄筋不足

千葉県市川市の建設中の超高層マンションで、柱の鉄筋128本が不足し工事が30階部分でストップしていることについて。

姉歯元建築士やヒューザー、木村建設などと違い、マンション販売会社が野村不動産、建設会社が清水建設、設計が日建設計と業界のトップクラスのマンション工事で起きた鉄筋不足であるだけ、ことは重大である。

調査によると、鉄筋が30階部分で4本の柱にそれぞれ2本ずつ足りず、25~29階でも60本の柱で計120本の鉄筋が不足とのこと。
  
清水建設によると、ほかの柱は、大半が鉄筋20本で、鉄筋の取り付けを担当した業者(鉄筋会社?)が一律20本と勘違いしたという、「単純ミス」とのことだが 不思議である。1階あたり12本もの柱が誰もノーチェックであったとは?

もしそうだとすると、施工体制がずさんであることを意味する。

・ 鉄筋施工会社は意図的に手抜きするか?
東京オリンピックのころの高度成長時代と違い、現在なら鉄筋施工会社が鉄筋量を減らすため(鉄筋を安くするため)、鉄筋を間引くとは考えられない。発覚すれば大変なことになるのでありえないと思う。

・ 鉄筋工が柱の鉄筋を少なくするか?
1本ならともかく、1階あたり12本 計128本もの鉄筋を抜くことは考えられない。こんなにすればすぐに発覚するはず。

・ 10月11日の専門機関による「住宅性能表示制度」の検査で発覚、それまで分からなかった?
鉄筋工は図面を見て組み立てるので必要本数は知っているはず、間違っても鉄筋会社の上司が検査確認するはず。清水建設クラスの会社が適当な鉄筋会社を使っているか?もし鉄筋会社の責任なら建物全体が不安になる。

・ 建設会社の監督は1階あたり12本もの柱の鉄筋の確認をしていなかった?とするなら建物全体で確認されていない鉄筋が多いと推測される。

・ 設計の予定している柱の大きさ内に鉄筋が多すぎて、必要な鉄筋数が入らない?
コンクリート打設する際、コンクリートが廻割りにくいケースはありえる。通常は鉄筋会社と納まりを検討して入りにくい場合、構造設計と柱サイズ大きくするなり現場会議で検討する。通常は鉄筋を減らすことはまず考えられない、柱が大きくなると床の有効面積が少なくなったり、部屋の広さが確保できなくて、柱サイズを大きくせず(できず)に鉄筋を減らしたのか?(普通はありえない対応)この場合構造設計と耐力確認が必要。建築基準法の耐力余裕の割増見ているので、法律の耐力は柱1本あたり2本鉄筋抜いてもOKこの場合がでるのでは?

住宅性能表示に表示した構造評価が得られるかどうかは?である。

もちろん、確認申請時とは構造計算が違うので変更工事前に審査機関と協議が必要。審査機関がOKでも販売会社の了解がえられるかは?

等めんどうなことが多いので、鉄筋を抜いてそのまま工事した?
などと推測してしまう。

購入者への11月15日の説明会では、清水建設は柱のコンクリートを一部除去して鉄筋を追加する補修工法を説明。
さすが、清水建設 こんな工事あるとは。「当初の設計図どおりの品質を確保する」とのこと、計画変更の手続きに約3カ月かかると見込みながらも、工程や工区を工夫して当初の予定どおりの時期に引き渡す」とのことだが、工期内完成が優先の工法?ではないように。

・ 日建設計の監理は鉄筋を検査しない監理契約?
監理契約で検査の内容を限定した監理契約の形式があると?そんな監理契約の仕方もあるえるか?
建築基準法では、「建築物の安全性を確保するために、工事監理者を定めなければならない」とあり、どんな小さな工事でも確認申請書類には監理責任を取る監理者の名前を書かされる。この場合、建築基準法としては監理者の責任は有限ではないのではと思う。この建物の確認申請での監理者はだれ? とすれば監理者にも責任はあるように思う。
参考資料はこちら・・千葉県夷隅地域整備センターより
設計事務所が監理した場合、全ての柱の鉄筋を確認することは難しいが、1階あたり12本もの柱であれば、抜き打ち個所検査はするので発見できるはず。また5フロアーあればまずどの柱かで、もっと早く鉄筋不足に出会うと思う。こんなに大きな建物なら、通常専任の設計監理者がいる常駐監理を行い、ほぼ全ての柱の鉄筋を確認できる。特に階の柱で鉄筋量が違う場合、両方の柱個所は重点的に確認するはず。

業界としてこの件に止まらず、改めて施工生産のシステムと施工体制を再考、見直しをする必要がある。

このニュースが流れた当初、責任は鉄筋会社のミスとの見解があったが、今 料理界の老舗 船場吉兆の賞味期限偽装でシールの張り変えは「パート従業員の責任である」との吉兆の役員の話ににて、下請け鉄筋会社の責任では後味が悪い。

業界をリードする関係者だけに購入者が納得する対応はもとより、国民も納得する原因の究明と解決方法を期待します。

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

リフォーム相談窓口の研修会に行きました

消費者が安心しできる適切なリフォームを推進し、悪質リフォーム被害防止を防ぐため、国土交通省は平成19年9月に悪質リフォーム対策委員会を立ち上げ、平成20年まで全国すべての市町村で相談窓口を設けます。

岡山県では県の支援により建築士会など建築系団体とNPO法人とにより、「岡山県住宅リフォーム推進協議会」が本年立ち上がりました。また、現在27市町村でリフォーム相談窓口が設けられ、近々全市町村に相談窓口が出来ます。

そこで本日関係者のリフォームについての研修会があり参加してきました。

以下 リフォームについて講師の方のコメント

「リフォームは訪問販売はなじまない」・・訪問販売ではリフォーム工事しない方がよい「建設業許可」など免許や許可など無い業者には頼まない・・500万円以下の工事なら建設業登録が要らないので、無許可の業者多いので、工事額も500万円以下にするケースが多い。
「遠方の業者には頼まない」・・1時間以内が目安
「契約前に家族や身近な人にも相談する」
「契約日から8日以内なら解約できる」・・クーリング・オフをする。契約後不安に感じたらすぐ解約する
リフォーム工事は額も高いので「数社から見積もりを取る」・・図面、詳細な積算が無ければ、専門家でも高いか安いか判断しづらい。

悪質リフォームにあった場合、身近な市町村の建築課・住宅課に相談してください。

リフォームについて知りたいことは「リフォネット」が参考になります。

「リフォネット」は政府の外郭団体です。
下記のリフォネットガイドブックは良く出来ています。
リフォームを予定の方は取寄せてください。

refonet191122a.jpg


悪質リフォームにあった場合「岡山県消費者生活センター」TEL086-226-099まで
住宅の技術的な相談は「NPO法人まちづくり推進機構」TEL086-803-3361まで

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

11月21日 今日は現場を廻る-1

11月21日 今日は午前中倉敷の現場に行く。
この住宅は母屋の東側に、若ご夫婦の住宅を増築しています。
外壁はモルタルの下塗り中

atei191122a.jpg


内部は造作中
リビングから吹抜とブリッジを見上げています。
天井は杉板張り

atei191122c.jpg


小屋裏の断熱材は野地板の上に断熱性の高いスタイロフォームEK厚50ミリ、
壁の断熱材はウール厚さ100ミリを使用

atei191122b.jpg


ウールは壁内部の調湿効果がある、水濡れに強い、発火しにくい、シックハウスにならない自然素材などの利点があり良く使っています。

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

雨漏り

建築専門の日経BPホームページから「雨漏り」特集記事を見る。

近年は地球温暖化の影響か、台風の時は熱帯地域のように思わぬ暴風雨が来る。どうも最近の日本は、亜熱帯地域の気候に変化したように思う。

記事によると「最近の木造住宅は高気密・高断熱化など、住宅の構造が大きく変化してきた。他方、いったん構造体の内部に雨水が浸入したら、かつてよりも乾きにくく、構造体の腐食やシロアリの発生といった深刻な二次被害につながりやすい」

最近は、側面からの雨漏りが増えた背景には、いくつかの理由がある。デザインを優先した結果、雨仕舞いへの配慮が十分でない住宅が増えてきた。

たとえば、屋根の軒を十分に出さない住宅。「いわゆるデザイナーズ住宅をはじめ、敷地の境界ぎりぎりまで建てた狭小住宅などでも見かける。雨がかりする個所が増えれば、雨漏りのリスクも高まる」とのこと。

他、日経BPホームページからも「雨漏り」記事を見る。

 東海大学情報デザイン工学部の石川廣三教授は2004年、軒の出と住宅側面の雨がかりとの関係を調べる実験を行った。実験では、切り妻タイプと陸屋根タイプの住宅モデルを設定。気象データを基に外壁の年間の雨がかり量をコンピュータで試算。建物の形状によるが「軒の出が15cm長くなるごとに、壁の流下水量が約25%減少する」という傾向が共通している。

また、住宅保証機構がまとめた保証事故の統計から、「壁の雨漏り」が急激に増えてきているそうだ。「壁」の例にバルコニーや開口部周辺などからの雨漏りも含んでいる。2006年度の保証事故で雨漏りの事例は合計で543件。このうち「屋根の雨漏り」は81件で、「壁の雨漏り」は462件と屋根の5倍以上もあった。ここ10年間の推移でも「壁の雨漏り」が屋根の例を大幅に超える勢いで増えている。

少しでも軒があると、雨漏りのリスクが少なくなる

最近はやりのBOXタイプのデザインの住宅を設計するには勇気がいる
建築家の格言に「建築家が歳を取ると軒の出が長くなる」があります。私もかつては軒のない住宅をデザインもしていましたが、最近はできる限り少しでも軒を付けています。

住宅の雨漏りのリスクを避けるため、箱型デザインや陸屋根の住宅設計は避けています。

外壁からの濾水を防ぐには外壁通気工法を採用し、防湿シートを二重張りにし、サッシュ周りの施工を厳重にすることが肝要。木部が壁に入り込む可能性のある個所は、下地から何重も防水対策が望ましい。

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

住宅工事をする建設会社の依頼先

私たち建築設計事務所は、住宅の設計をすると工事を依頼する建設会社を選定します。特に施主さんから特定の建設会社の指定がなければ、数社を選定して見積り依頼を出します。通常は3から5社程度になります。

見積を出してもらうと2,500万円ぐらいの住宅でも500万円ぐらいの金額の開きは出ます。時には1,000万円近くも金額差が出るときもあります。

見積の差額分で、充分建築設計事務所の設計監理代はなるでしょう。(建設会社さんごめんなさい)

なぜ、そんなに建設会社により金額差が出るか?
・建設会社の利益率が違うことが多いです
・営業マンなどの営業経費が違う
・展示場、ショールーム経費が必要 などが考えられます。
・建材の購入コストが違う
などが上げられます。

また時期により決算に近い、手持ち大工さんが現場から上がってくる、
近くに工事現場がある(監督経費が節減できる)があります。
また、意外にあるのが「設計事務所の住宅を手がけて、施工作品を持ちたい。」があります。

依頼する建設会社設定の上で大切なこと
・住宅の施工実績があること
・住宅に精通した監督さんがいること
・会社として信頼感があること
・設計事務所の住宅を手がけたことあること
・何より、住宅に熱意があること

私の事務所では、提出していただいた工事見積書の内容を精査し、適正価格の把握をしています。建設会社の選定は会社や見積書を精査した内容を施主さんにご説明し、依頼する建設会社は施主さんと相談して選定しています。

・ 建設会社の大きい会社小さい会社
住宅を施行する建設会社は、多くは地元の建設会社になります。建設会社の大きい会社は見積もりが高いか?小さい会社が安いか?はどちらとも言えません。
規模の大きな建設会社は、納入建材会社の価格が安いなどの理由で安い場合あります。

大きい建設会社の場合、管理体制や書類作成などしっかりしている会社多いです。最近はISOを取り入れている会社は、工事着手前に見積もりを提示するなど、しっかりしているように思います。

・ 建設会社の成り立ち
社長さんが大工さんから建設会社を起こした、住宅や不動産の営業から会社を起こした、現場技術者から起こしたなどあります。小さい会社の場合、代表の人柄は大切です。住宅に熱意のある方や代表が建設技術者であった方が良さそうです。

社長さんが大工さんから建設会社を起こした会社は、住宅に熱意のある会社や木にこだわりある場合多いです。新しい技術への対応を確認したい。

住宅や不動産の営業マンから建設会社を起こした会社は、社長のワンマンの会社が多そう。設計や現場より社長の意向で物事が決まることが多い。

現場技術者から起こした会社は設計者上がりの場合デザインにこだわりがあって、工事現場経験ある場合工事管理がしっかりしている会社は会社ごとに特徴あります。

住宅を手がける建設会社のタイプ

・ ローコスト住宅を主に手がける会社
一般的に、手間がかかりすぎるので、私たち建築設計事務所の住宅の施工はしたがりません。ローコスト住宅を目指すには設計や現場の人件費を安くする必要あります。できる限り手間がかからないようにする必要あります。工事後トラブルの多いのはこのタイプの会社が多い。設計や現場の担当者の担当件数は多いので、細部まで目が行き届かない。会社により社員や技術者の力量の差が多い。

・ 住宅専門の建設会社
最近は技術力,デザイン力、現場体制、完成した住宅の質が高い会社も多くなりました。が会社により差が大きいと言えます。意外に工事管理をする監督さんの経験や力量が低かったりする場合あります。

こちらも設計や現場の担当件数が多い会社あり。

レベルの高い会社の場合、私たち建築設計事務所も工事の依頼をします。モデルハウスを持ったり、宣伝広告に力を入れていたり、自社設計(外注もあり)でデザインに力を入れている会社は提示金額が高い傾向にあります。

設計や施工の担当者の担当件数がものすごく多い会社多い。(ほとんど)
設計者は設計が終わると、工事に関与しなことが多いので、施工時に施主さんと行き違いになりこととあります。

最近、「できれば設計事務所の関与を避けたい」との意向の会社あり。

・ ゼネコンの地場の建設会社
ゼネコンとは総合建設業を言います。おおむね住宅以外のビルやマンション、公共建築、不動産などを手がける会社で、中には土木工事まで施工する会社あります。以前はこうした会社を建設会社と呼んでいましたが、最近は住宅専門の会社が増え、総合建設会社に住宅依頼するケースが少なくなっています。

住宅部門を充実させている会社もあります。

特徴としては、デザイン力が少し弱いが工事管理体制はしっかりしている会社があります。建材メーカーや下請けの価格が安いため、提示金額が思ったより安い会社あります。造成など土木工事を伴う場合、意外と安くできる場合あり。

・ ホームページの見栄えの良い会社
建設会社の中でもホームページの見栄えが良い会社が増えてきました。訪問するとホームページの印象と違う場合もあります。私の事務所が設計監理した住宅を掲載している建設会社もあります。(設計者を明記していただきたいです)

・ 大手のハウスメーカー
私たち建築設計事務所が余りお付き合いのない会社になります。数年前、施主さんのお身内の方の依頼で、大手住宅メーカーさんに建ててもらう住宅の基本設計と材料選定見積もり管理しました。支店経費、研究費、人件費、宣伝広告費、展示場費がかかりますので金額は当然高くなります。

ほとんどの営業の方は「坪50万円から」といわれますが、「始まりが50万円、以後いくらでもなります」が正しいのでは。「坪50万円から」とは敷地状況が考慮されてなく、素の状態の住宅であり、物言えば金額表示はアップしていく感じです。予算が厳しい場合、設備機器などショールーム巡りをして機器採用は価格的に厳しい。(表示価格にて購入なら可能)

設計デザインは思ったより制限があります。構造等の確認申請を簡素にするため、ほとんどが型式認定を得ているため、設計上出来ないなこと多かったです。パンフレットのデザインは別途設計仕様が多かった。

設計や施工の担当者の担当件数がものすごく多い会社多い。(ほとんど)
設計者は設計が終わると、工事に関与しなことが多いので、施工時に施主さんと行き違いになりこととあります。

ちなみに、住宅展示場のモデルハウスには設計能力の高い設計士が、
設計時間をものすごくかけています。
また、下請け施工職人も高いレべルの方が施工されます。

参考になったらクリックしてください

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif

香川県さぬき市の住宅の基礎検査

11月18日(日)志度の「源内うどん」屋さんで、少し早い昼食のうどんを食べた後工事中の住宅の基礎の検査に向かう。

型枠を外した状態できれいにコンクリートが打てていました。
現場内はきれいに清掃され気持ちよい現場です。現場の掃除状態から施行の良し悪しが分かります。場内が汚れている現場は施行状態も良くないことが多いです。

stei191118a.jpg


・ クラックなどないか、壁の通は曲がってないか等、コンクリートの打った状態を確認します。

・ 基礎の巾を確認します。この住宅では基礎巾15cmでは、アンカーボルトを設置したとき斜めにならないよう、基礎の芯と壁の芯は15ミリずらしています。天端もフラットできれいです。

stei191118c.jpg


・ 基礎と柱をつなぐホールダウン金物を取り付ける、アンカーボルトの位置を確認します。また、地震時に土台の浮き上がりを防ぐため、このボルトから20cm内外にアンカーボルトがあるか確認します。

・ アンカーボルトの位置を確認します。
土台の両端、土台の継ぎ手の上端、筋交いの取り付く柱の両端(ないこと多いです)、アンカーボルトのビッチが2.7M以内を確認

stei191118b.jpg


・ アンカーボルトがない場合ケミカルアンカーを打って、アンカーボルトを増やします。

後からコンクリートを打つ土間部分は、予め土間の鉄筋を入れています(差筋と言います)鉄筋が錆びないよう、ビニールを巻き先端にキャップをつけていますが、通常 住宅工事ではここまでは配慮してもらえません。

stei191118d.jpg


よく出来ています。
ちなみにこの工事の施行会社さん
谷口建設興業株式会社
香川県高松市上林町473番1 電話087-889-3009

香川では大手の建設会社さんで地元では公共工事やビル・マンション工事で知られていますが住宅も手がけられています。設計事務所の設計した住宅も施行実績があり、木造住宅も手がけています。

参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

香川県さぬき市の住宅の基礎検査に立ち寄った「うどん屋さん」

11月18日(日)現在工事中の香川県さぬき市志度の住宅の基礎のコンクリート打ちが完了したので、休みを利用して基礎の検査に行きました。

とりあえず腹ごしらえと、手持ち香川の観光マップから現場近くのうどん屋をさがす。車の中にはいつも観光ガイドブックを入れています。

見つけたお店は「源内うどん」さん。国道11号沿いにあり分かりやすく駐車場も広い。10時開店ですが、開店前に数グループ待っていました。

gennai19118a.jpg


店に入ると若主人?が麺を練っていました。

gennai191118b.jpg


北海道利尻産の昆布とイリコで取っただしはうまいです。

注文したのは「野菜天ぷらうどん」700円
野菜天ぷらも多く、私好みの一品でした。
ミシュラン風 星をつけると ☆☆ー近くに行ったら寄りたいお店です。

gennai191118c.jpg


他のメニューはこちら

すべての器は、民陶で有名な愛媛県の砥部焼梅山窯を使用し、こだわりが伝わります。うどんには梅山窯の丼は良く似合います。

香川県志度の住宅の監理に来る楽しみがふえました。

参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

建築家のクローバル化

11月16日(金)と17日(土)の両日、建築家の団体である(社)日本建築家協会中国支部の「JIA中国建築家大会IN岡山2007」・・(岡山で建築家の大会)が開催され、そのお世話と大会の事業に参加してきました。

JIA191116b.jpg


11月16日(金)開会の後基調講演に日本建築家協会 副会長で国士舘大学工学部建築デザイン工学科学科長の 建築家国広ジョージさんに「地域からリージョンへ」のテーマで講演をしてもらいました。リージョンregionとは地域、範囲、領域をさします。「地域から地域へ」とは?と思いながら講演が始まります。

JIA191116a.jpg


国広ジョージさんは東京で生まれましたが、幼少時からカリフォルニア、ボストン、デトロイト、ロサンゼルスにて暮らし、カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学部建築科、 ハーバード大学院で建築を学ばれニューヨークで建築設計事務所を開設されていました。その後1997年 建築家としての活動拠点を東京に移され現在日本で活躍されている、国際派の建築家です。

講演では、日系二世としてアメリカでの人種偏見の体験、アジア人との交流、ベトナム戦争下での徴兵のくじの体験など話され、こうした経験が私たちとは少し異なる、国際感覚のある建築家の元になっている。

講演では「千年持続性」の大切さを提唱されています。石油は40年、天然ガスは70年、石炭は300年で枯渇する。こうした100年から数100年の持続するエネルギーに頼ると、私たち人類は1000年後には生存できない。今こそ1000年後に生存できる科学やシステム、思想 を考えるべきである。

現在アメリカはメキシコ、南米とグローバル化が進み、ヨーロッパは国を超えてEUがまとまりつつある。また、中国や韓国はアメリカと結びつきが強くなりつつあり、日本はアジアとの連携を模索すべきである。

現在、国広ジョージさんは学生と共にスリランカを始めアジア各地で歴史ある近代建築の保存と活用の「アジア近代建築ネットワーク」の活動をされています。いまこそ建築家は地域から国を超えてリージョン(アジア地域との交流)での活動が大切であると話されました。建築家からこれからは建築活動家を目指したい。日本の建築家も中国語や韓国語を学びアジアの各地で活動を求める時代である。

私の事務所でも、一昨年は地元企業から中国でを生産している建材の相談、先月は大連の繁華街での、歴史的な建物に日本からの事業参加による再生利用の相談など、岡山でも身近にアジアでのグローバル化を感じます。

建築業界は、構造偽装や建築基準法の改正による建設工事の停滞など重苦しい話題が多い中、先を見据えた国際派の建築家ならではの有意義な話でした。

参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

おすすめの本

ブログの左の欄に、私の考え方に近いおすすめの本を整理しました。

木の家について、住まいについて、リフォームについてと分かりやすくジャンル分けしました。

本の写真をクリックするとアマゾンの書籍の案内が出ます。
この中に読者のコメントがあり参考になります。

住まいづくりの参考にしてください。

参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

森昭さんの木材ー2

杉の柱と梁材を見た後、子供部屋に使う松の丸太を見る。

なかなか立派な丸太である。外周の皮を削る予定。
morisyounoki1107d.jpg


その後 板の製造過程を見る。丸太から柱や梁材に引かれた残り材は板になる。

乾燥中の板材

morisyounoki1111c.jpg


板材の検品・・検査がシビアーであるとのことで、女性の方が検品をしています。
morisyounoki1111b.jpg


森昭さんの杉の板(桧の板もあります)

morisyounoki1111a.jpg


木材検査の後、私と監督さんはプレカットの工場に向かい加工図の最終打ち合わせを行う。

施主のSさんは、木を切り出す森林を見るため田岡専務さんに案内してもらう。その途中で原木市場に立ち寄り、リビングに立てる枝付の丸太を見て決めてもらう。ちょうど良く桧の枝付の丸太に出会ったそうで、それに決める。

参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif

森昭さんの木材-1

早速「香川の木の家」に使う予定の木材を見る。

原木市場から届いた丸太
morisyounoki1107i.jpg


morisyounoki1107e.jpg



設計指示された大きさに荒挽き製材されて、人工乾燥釜の前に積まれていました。

morisyounoki1107a.jpg


morisyounoki1107h.jpg


morisyounoki1107k.jpg



今回使用する杉の柱と梁を見る。柱は12cm角、梁幅も12cmと15cmであるため骨太であり、木の色艶も良い。

morisyounoki1107b.jpg


morisyounoki1107j.jpg


木材検査が終わり、これから低温にて人工乾燥釜に入る。

森昭木材さんはこちら

参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

「香川の木の家」高知県に木を見に行くー11月7日

施主さんと現場監督さんと、「香川の木の家」に使う木を見るため、高知県土佐町の森昭木材さんの会社に向かう。

森昭木材さんの田岡社長さんには、私の所属している「住まいづくりの会」で企画した平成13年の森林ツアーでお世話になりました。この度「香川の木の家」を設計するに当たり「身近な木を使った家づくり」を施主さんに賛同してもらい、木材は森昭木材さんにお願いします。

森林ツアーの時の写真・・まん中が田岡さん
taoka1107a.jpg



森昭木材が製材する木は、土佐町の早明浦ダムの源流となる森林の木を製材しています。

香川県は、早浦ダム湖に生活水の水源として依存しているます。最近は毎年異常気象の影響か、早明浦ダム湖が水不足になり全国的なニュースになります。
湖の渇水の原因は、周囲の森林の保水力が不足し、雨が降ると一気に湖に水が溜まるがその後に水が湖に供給量が少ないのが原因と推測されます。

香川の水について
sameura1107a.jpg


早明浦ダム湖の周囲の森林

tosanoyama1107a.jpg



reihokunoyama1107a.jpg


土佐町嶺北の丸太集積場
reihokunoki1107a.jpg


今日は田岡社長さんは高知県の県庁の方、と岐阜の方に「嶺北の取り組み」の講演のため不在とのことで、最近は全国からお呼びがかかるようである。

本日は専務の息子さん(真中の方)が対応してくれる。

morisyounoki1107c.jpg



森昭木材に到着するとと早速、桧の厚板を発見。なんと1枚2000円と安い。長さ2M少し、巾50cmぐらい、節がなかなか綺麗である。
施主さんと相談して、トイレの手洗いカウンターに使うことにし3枚購入。
製材所を訪問するとこんな掘り出し物に出会う。

morisyou191107b.jpg


morisyou191107a.jpg


森昭木材さんはこちら



参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

「香川の木の家」現場にて鉄筋検査11月7日-2

昼前にさぬき市の現場に着き、早速検査を始める。

steikiso1107a.jpg


steikiso1107b.jpg



・建物と隣地のアキ寸法が、確認申請と合っているか確認
・基礎の高さが合っているか
・防湿シートの敷き具合の確認(破れていないか)
・型枠の仕様の確認
・壁の位置が合っているか(基礎の立ち上がりの位置)
・鉄筋の太さ、ピッチの確認

steikiso1107c.jpg


steikiso1107e.jpg



・型枠とアキ寸法の確認

steikiso1107f.jpg



・開口部などの鉄筋補強の確認
・コンクリートの配合の打ち合わせと打設時期の確認
・設備配管の確認
・外部土間床コンクリートの打ち方の確認

steikiso1107g.jpg



などを見ます。

この現場は、施行会社が香川県でも大きな会社なので、さすがに鉄筋・型枠はきれいです。現場には現場事務所も設置しています。

まもなく施主さんが到着し、検査状況の説明を行い衛生器具やサッシュ・天窓などの打ち合わせを行い、高知県土佐町に使用する木材を見に行く。

「高知の木材を使う家」の昇りが立っています。

koutinokinoie1107a.jpg


参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

「香川の木の家」の現場に向かう11月7日

今日は昼前に香川県さぬき市志度の住宅の現場に行き、基礎工事の鉄筋検査を行い、昼過ぎに施主さんと現場で打ち合わせした後、監督さんと高知県土佐町に使用する木材を見に行きます。

香川県に行く楽しみの一つに今は全国的に有名になった「うどんや巡り」がある。今日は、現場に到着前に昼食を取るため、途中屋島の牟礼町にある「うどん本陣山田家」に立ち寄る。

うどん屋の検索はこちら

yamada1107a.jpg


山田家は重要文化財の民家で商われ、建物も見所があり、いつも観光客でごった返している。

yamada1107c.jpg


yamada1107e.jpg



うどんは五剣山のふもとに湧く井戸水と讃岐の粉をブレンドた麺だそうだ。ダシも私好みで香川でよく行く「うどん屋」の一軒である。

メニューはこちら

yamada1107b.jpg


今日は(も)天ぷらうどんを頼む・・680円
ミシュラン風 星をつけると ☆☆☆ーこのお店を目的に香川に行きたいお店。


yamada1107d.jpg



帰りに土産として、冷やしうどん2人前の袋を買う。750円で天カス、ねぎ付でお買い得。

食後、急いで志度の現場に向かう。

参考になったらクリックしてください

 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

明日は高知県土佐町に木を見に行きます

香川県さぬき市志度町にて、「四国の木」を使った香川の家が着工します。
そこで、明日この住宅で使う木材を見に施主さんと一緒に、高知県土佐町に木材を見に行きます。

施主さんは数年前から、香川から私の住宅見学会に何度も来ていただき、今年の初めから具体的に設計を進めていました。岡山で建てる住宅は、できる限り誇りの持てる「岡山の木」を厳選して使っていますが、今回は設計にあたり「四国の木」を使うことを提案しました。

stei191106a.jpg



stei191106b.jpg


四国の木を生かした暖炉のある家です

四国の木は江戸時代初頭から関西方面で使われ、徳島の木頭杉や高知の梁瀬杉など全国的に有名な木材産地です。今回使用する高知県土佐町は吉野川の源流になり嶺北(れいほく)一帯も高知を代表する良材の木材の産地です。

reihoku191106a.jpg


reihoku191106b.jpg



この嶺北の森は早明浦ダムの水源にもなっています。近年、香川県では度々水不足にみまわれているが、この原因には嶺北の森の手入れが行き届かなくなり、山の保水力が低下していると思われます。

かつて岡山から森林ツアーを企画した折、お世話になった森昭木材さんの田岡さんの製材された木を使います。田岡さんは嶺北プレカット協同組合の理事長もされ、木を育てる方、製材される方、加工される方と皆で先進的な取り組みをされています。最近は香川の建設会社、設計関係者と「良質な国産材を使った家づくり」の活動をされ、山元から顔の見える活動をしています。

mrisyou191106b.jpg


れいほく森林と木の会

「四国の木」を使った香川の家では施主さんの賛同を得て田岡さんが製材した柱や梁材、造作材を使います。

morisyou191106a.jpg


参考になったらクリックしてください


 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

基礎工事の検査

先週末、ただ今住宅のリフォーム工事をしている現場監督から、火曜日に基礎のコンクリートを打つので月曜日 午後に鉄筋の配筋検査をしてほしいと連絡が入る。コンクリートを打つ前に現場の様子を確認し、適切な指示をすることが欠かせません。

そこで、なんとか都合をつけ本日夕方現場にて基礎の鉄筋の様子を見に行く。

既存住宅の内部に、新しく設ける壁の下に基礎を設けます。
住宅の床下は充分乾燥しており湿気はなく、建物内部の地盤も固いため予定通り布基礎を採用する。

一部外部に増築する下屋はベタ基礎採用。
クラッシャーによる地業確認する。

otei191105a.jpg



リフォーム工事の場合、新しい基礎と既存の基礎とを剛に接続することが大切です。そこで新しくつくる基礎の鉄筋は既存の基礎部分に差し込みます。
鉄筋の差し込んだ部分にはケミカルアンカーを打ちます。

otei191105b.jpg


建築工事において、接続する場合アンカーが使われます。
アンカーには金属にて接続する金属アンカー(ホールインアンカー)と樹脂により接続するケミカルアンカーがあります。既存基礎との接続には強度が期待できるケミカルアンカーが望ましい。

ケミカルアンカー
接着系アンカー(ケミカルアンカー)はコンクリートへの固着強度・耐アルカリ性に優れるほか、耐震性や耐薬品性にも強い性質を有します。耐熱温度も80℃まで使用可能です。ボルトを使用してあらゆる各種取付・設置工事に使用でき、また異形棒鋼を使用して差筋や耐震補強にと建築・土木の広範な用途に活用できます。

アンカーについて


検査項目 ・配筋の施行状況 ・鉄筋の径とピッチ ・ケミカルアンカーの接合状況 ・既存基礎のクラック状況とその対策 ・既存基礎の良くない個所補修の指示 などになります

柱の根元がシロアリに食害された原因
雨水排水桝が床下にあったため、常に湿気があったことと、柱が米ツガの輸入材であったためシロアリに食われた。かつてはローコストにするため桧の柱の変わりに、色が桧に近い米ツガが多く使われました。

otei191105c.jpg



今回この柱は撤去し排水経路を変え、床下の桝は無くします。

参考になったらクリックしてください


 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

新月伐採を見に行きました

新見の田枝建設・タエダホルドさん主催の「新月伐採」体験ツアーに11月3日(土)に行って来ました。

sinngetubassai191103e.jpg



現在計画中の住宅で使う柱や梁材で採用予定です。
現在は自社の建設住宅のみに使われるそうですが、今回は特別に提供をお願いしました。そこで伐採ツアーに参加し、在庫の木材を見せてもらいました。

mtei191103a.jpg



新月伐採の木を使う建築家のホームページ


このイベントは今年で2回目で昨年は大雨の中行なったそうです。今年は快晴で森林ツアーには快適な1日でした。

sinngetu1106a.jpg



sinngetusinnrinn191103b.jpg



このツアーでは実際に製材にされる森林を見ることが出来ます。
また、製材工場と保管されている新月伐採材の見学、田枝さんの工房で製作された木工品や民具も見学しました。また、漆塗りの床柱や大黒柱もありました。桧より杉の方が漆の乗りが良いそうです。

sinngetukomono191103a.jpg


sinngetutokohasiraa.jpg


森林では参加者全員(50人ぐらい)が山に登り、伐採に先立ち神事を行ないました。

sinngetusinngi191103a.jpg



冬の新月に伐採された木は、虫・カビがつきにくく、木を腐らす腐朽菌にも強いと言われています。また、木の弱点である割れやソリが出にくい。

新月伐採についてのホームページ

オーストラリアで製材しているエルヴィン・トーマ氏が著書で新月伐採について紹介し、最近は取り組む製材所も各地で増え、活動しているNPO団体もあります。

田枝さんの新月伐採の3つのルール
・ 冬の下弦の月から新月までの期間に伐採
 今年は11月2日から1月までの新月の期間に伐採。この時期の木はでんぷんの含有量が少ないデータがあります。
・ 葉枯しをする。伐採後葉を付けたまま、その場で90日間乾燥させます。乾燥が進み、色艶が良くなります
・ 天然乾燥にこだわる・・木の重量が軽くなり山から搬出もしやすくなる

田枝さんは特に葉枯しが木にとってとても良いので、葉枯らしはこだっわている。90日後の山から木の搬出が大変だそうです。

以上により ・虫の寄りにくい ・色艶が良い 木の特性が生かせる利点がでます。

田枝さんは新見市 一帯に800haの森林を所有し伐採後は植林を行い、環境保全に取り組んでいます。

木を切るー木を植えるー木を育てるサイクルをスローウッドと提唱し、実践されていました。

sinngetuhinoki191103b.jpg



誇りの持てる岡山で生まれた「岡山の木」でした。
倉庫には杉の柱や梁材、桧の柱や土台、ケヤキの厚板、松の太鼓落としの丸太梁など使いたい材が一杯ありました。

参考になったらクリックしてください


 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 

ニチアスの法令違反

建材メーカーの「ニチアス」が住宅向け耐火材の性能を偽装していたと10月30日のニュースが飛び込む。一夜明けた31日にはニチアスや建材納入先の住宅メーカー各社には、家を建てたり買ったりした顧客らから抗議や問い合わせの電話が相次いでいる。

私の事務所でも、施行した会社にニチアスのケイカル板の使用があるか、確認したが採用はないとの返事を受ける。

この数年は準防火地域、防火地域内での建築物件はないので該当する耐火性能を必要とする部位はない。

一般的に個人住宅は法22条地区と言われる地域に建ち、屋根面と外壁面の延焼のおそれのある個所が、不燃材や防火構造の制限を受ける。


「防火・耐火性能の基礎知識について」は下記HPを参照
http://www.house-support.net/seinou/bouka.htm
法22条地区エリアに建つ在来木造住宅は、「ニチアス」の耐火性能の偽装の影響を受けないが、ハウスメーカーの住宅は防火性能を売りにして火災保険の割安を適応しているため、該当する。

ニュースによると旭化成ホームズの「ヘーベルハウス」「ヘーベルメゾン」のシリーズで、偽装された耐火材を使っており、偽装建材が使われた計約10万棟のうち国土交通相認定の耐火性能基準を満たしていない約4万棟の大半は同社の住宅とみられる。また、ミサワホームは5万棟に使われ、トヨタホームにも採用された住宅が確認されたもよう。

この他のハウスメーカーへの影響も懸念される。

ニチアスは、国交省の指示を受け、不正に大臣認定を受けた耐火材が使われている約10万棟の建物の特定と、それぞれの建物が建築基準法の防火規定を満たしているかの調査を進めている。同社は、大臣認定の性能基準を下回る製品については交換などの費用を負担する考えを明らかにしており、性能基準を満たしているとしているタイプについても、同法違反が明らかになれば「無償での交換などに応じる」としている。

10万棟の住宅を補修するとなると、足場の組み立て、該当個所周囲の補修、工事期間の保証、営業保証など、どれほどの費用がかかるか想像も出来ない。

ニチアス商品はビルなどの鋼製間仕切り施行会社の採用が多く、今後ビル内部の耐火壁にも影響が出るかもしれない。

参考になったらクリックしてください


 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。