新月伐採を見に行きました
2007-11-04 Sun 16:27
新見の田枝建設・タエダホルドさん主催の「新月伐採」体験ツアーに11月3日(土)に行って来ました。

sinngetubassai191103e.jpg



現在計画中の住宅で使う柱や梁材で採用予定です。
現在は自社の建設住宅のみに使われるそうですが、今回は特別に提供をお願いしました。そこで伐採ツアーに参加し、在庫の木材を見せてもらいました。

mtei191103a.jpg



新月伐採の木を使う建築家のホームページ


このイベントは今年で2回目で昨年は大雨の中行なったそうです。今年は快晴で森林ツアーには快適な1日でした。

sinngetu1106a.jpg



sinngetusinnrinn191103b.jpg



このツアーでは実際に製材にされる森林を見ることが出来ます。
また、製材工場と保管されている新月伐採材の見学、田枝さんの工房で製作された木工品や民具も見学しました。また、漆塗りの床柱や大黒柱もありました。桧より杉の方が漆の乗りが良いそうです。

sinngetukomono191103a.jpg


sinngetutokohasiraa.jpg


森林では参加者全員(50人ぐらい)が山に登り、伐採に先立ち神事を行ないました。

sinngetusinngi191103a.jpg



冬の新月に伐採された木は、虫・カビがつきにくく、木を腐らす腐朽菌にも強いと言われています。また、木の弱点である割れやソリが出にくい。

新月伐採についてのホームページ

オーストラリアで製材しているエルヴィン・トーマ氏が著書で新月伐採について紹介し、最近は取り組む製材所も各地で増え、活動しているNPO団体もあります。

田枝さんの新月伐採の3つのルール
・ 冬の下弦の月から新月までの期間に伐採
 今年は11月2日から1月までの新月の期間に伐採。この時期の木はでんぷんの含有量が少ないデータがあります。
・ 葉枯しをする。伐採後葉を付けたまま、その場で90日間乾燥させます。乾燥が進み、色艶が良くなります
・ 天然乾燥にこだわる・・木の重量が軽くなり山から搬出もしやすくなる

田枝さんは特に葉枯しが木にとってとても良いので、葉枯らしはこだっわている。90日後の山から木の搬出が大変だそうです。

以上により ・虫の寄りにくい ・色艶が良い 木の特性が生かせる利点がでます。

田枝さんは新見市 一帯に800haの森林を所有し伐採後は植林を行い、環境保全に取り組んでいます。

木を切るー木を植えるー木を育てるサイクルをスローウッドと提唱し、実践されていました。

sinngetuhinoki191103b.jpg



誇りの持てる岡山で生まれた「岡山の木」でした。
倉庫には杉の柱や梁材、桧の柱や土台、ケヤキの厚板、松の太鼓落としの丸太梁など使いたい材が一杯ありました。

参考になったらクリックしてください


 にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ  にほんブログ村 地域生活ブログ 岡山情報へ ninnkiblogbanner_04.1222.gif
 
別窓 | 岡山の木 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| 岡山で住宅の設計をする建築家ブログ |