12月26日 現場に行くー2 襖紙の和紙を選ぶ
2007-12-27 Thu 21:04
12月26日 造作の打ち合わせの後、建具屋さん交えて木製建具のレバーハンドルや引手、ツマミ、取手の金物の打ち合わせをする。また、襖の唐紙の品番を最終決定する。

襖紙には、コウゾウやカンピから造られる昔ながらの和紙「鳥の子」と工場でつくられる「新鳥の子」があります。価格は「鳥の子」は「新鳥の子」の2倍ぐらいしますが、やはり風合いは「鳥の子」が良いので、いつもこちらを採用。

「新鳥の子」は価格も安いのでローコスト住宅によく採用されますが、見本帳は立派です。柄物が多く入っているサンプル帳は「新鳥の子」に多いです。

いつも採用している襖紙は「鳥の子」を採用。今回は和紙の産地で有名な、越前和紙の中から選ぶ。

atei191226d.jpg

(採用したサンプルとはちがいます)

鳥の子
本来は雁皮紙をさし、その色合いが鶏卵の殻の淡黄色に似ているところから鳥の子と呼ばれました。その無地の肌合いは雁皮独特の柔らかい光沢を持ち、和紙を代表するものです。三椏紙は雁皮紙とともにその優しい紙肌から、襖はもとより写経用紙、料紙など古来よりさまざまな用途に用いられてきました。伝統的な手漉き和紙で襖紙の代名詞ともいえます。経年による鳥の子の肌は独特な風合いを保ちます。

新鳥の子
襖紙の中で最も廉価で、製紙から模様付けまで一貫して機械生産されています。紙は主として特殊な抄紙機で漉いた再生紙を用い、特殊輪転印刷機による模様付けの後、エンボス加工がされます。模様(絵柄)は一般的に使いやすいものが多く、施工性も考慮したデザインを施しています。このため、量産性と施工性の良さが相まって公団住宅、民間賃貸住宅などに最もよく用いられています。


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