5月23日(金) 今日夕方に平成20年の新年度初めての、
JIA 岡山建築家の会の役員会に行ってきました。
JIAとは、建築設計士の専業者の個人として(いわゆる建築家)の全国的な組織(社)日本建築家協会の略称です。(社)日本建築家協会の本会は東京にあり、各地方ごとに支部があります。岡山建築家の会は中国支部の県単位の組織です。(社)日本建築家協会の世界的グローバルな組織としてUIA ー世界建築家連合ーがあり、本年イタリアのトリノで世界大会があります。
世界中の建築家と呼ばれる方はこのUIAに所属し、この団体での既定がグローバルスタンダードな「建築家」像といえます。故に海外では建築家と呼ばれる人には尊敬や社会的評価が得られると思います。
そしてこの団体では「建築家」呼ばれる原則を以下に書いており、日本の建築家の団体のJIAもこの既定に準じています。
なかなか、建築家と自称するには勇気が要りますね。
最近はマスコミや宣伝、出版により建築家がもてはやされますが、以外にこの団体に所属されている方は少ないです。もちろん1級建築士の法律にもとづく職能の資格ではないので、まったく「素人」がある時から「建築家」と名乗っても問題は無い?
今から5年以上前、私たちの
JIA 岡山建築家の会の会議で自称「建築家」と言えるか?
との討議がありましたが、そのときは自信をもって手を上げられた方は少なかったことを覚えています。
では
地域の建築家であるには
・ 設計監理を行う専業であること・・施工会社に所属の場合、建築家とは?(異を唱える方もいます)
・ 設計に対して地域社会から一定の評価を得ている・・受賞とか
・ 何らかの社会的貢献をしていること
・ 地域の同業からある程度の評価を得ていること
・ 法令を守っていること 私たちの会は一般の方に「建築家」のことを知っていただきたく、昨年 「岡山の建築家」の本を発行し、現在本屋さんで販売しています。

この本での私のページ


若い建築家の方で賛同される方は、JIAに入会してください。
本日の 岡山建築家の会の役員会では、参加の門戸を広げる方針が採択されました。
UIA ー世界建築家連合ー
建築実務におけるプロフェッショナリズムの国際推奨基準に関するUIA協定 より
■ 建築家としてのプロフェッショナリズムの原則
専門性(Expertise)::
建築家は各自、教育、大学及び卒業後の訓練、経験を通して培われた知識、技能、理論の体系を保持している。建築に関する教育、訓練、試験のプロセスは、建築家がプロフェッショナルサービスに従事するにあたり、当該業務を適切に遂行するために一定以上の基準に達していることを一般の人々に対し保証するべく構成されている。さらに、
大部分の建築家職能団体のメンバーおよびUIAのめざすものは、建築の芸術および科学に関する知識を維持し、発展させると共に、その成果を尊重し、その成果をより発展させるために寄与することである。自律性(Autonomy):建築家は、専門知識に裏付けられた
客観的で専門的な助言をクライアントそして/または、ユーザーに提供する。建築家は、豊富な学識と、妥協を許さない専門的判断が、建築の芸術および科学を遂行する上で、他のいかなる動機より優先されるべきであるという理想を持ち続けなければならない。また、
建築家は、建築関連法規を遵守すると共に、専門的活動が社会および環境にもたらす影響を熟慮しなければならない。委任(Commitment):
建築家は、高度な無私の姿勢で、クライアントや社会の代理として仕事を行なう。この職業に従事するものは、適切かつプロフェッショナルとしてふさわしい態度でクライアントにサービスを提供し、その代理として偏見やかたよりのない判断を行なう責任がある。責任(Accountability):
建築家は、クライアントに対して行う、なにものからも影響されない、時に厳しい助言に対する責任と、自らの仕事が社会や環境に及ぼす影響に対する責任について、自覚する。建築家は、教育、訓練及び/あるいは当該の関係分野での技術的な経験によってその能力が保証されているコンサルタントとともに、プロフェッショナルサービスを遂行する。
自信を持って建築家と名乗るには、なかなか厳しいです。
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