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2018
10.19

水害や地震に強い家づくり

これからの住宅は、水害や地震に強い家づくりが必要です。

水害や災害に強い家づくりーNEW Upしました

構造 大規模な地震に備えて、耐震等級2または3級とする
   柱・梁桁は水に強い 無垢材とする(集成材は避ける)
ハザードマップを確認し 地震・・水害などの災害の危険性に対応する。
   ・1階床上まで浸水を想定・・最近の異常気象を想定して、すべての建築物は対応が望まれる。
   ・ハザードマップにより2階床上以上浸水の可能性のあるエリアは耐水化住宅を検討する。

岡山市中心部の洪水ハザードマップ
岡山市洪水ハザードマップ301014
赤のエリアー0.5~1.0M 緑のエリア-1.0~2.0M が浸水 意外に身近な場所にも浸水エリアがあります。

岡山市中心部の内水浸水エリアハザードマップ
岡山市内水ハザードマップ301014
大雨が降ると、河川の洪水がなくても、浸水するエリアは広くあります。
内水浸水とは
市街地などに短時間で局地的な大雨が降ると、下水道や排水路が水をさばききれなくなり、溢れだした雨水が建物や土地、道路などを水浸しにすることがあります。これが内水氾濫です。近年、日本では大雨や短時間強雨(1時間降水量50mm、80mm以上)の発生数が増加傾向にあるため、内水氾濫が発生する可能性が高くなっています。比較的、堤防の整備が進んだ都市部では、内水氾濫が新たな課題となっています。ー気象庁のHPより

岡山市中心部ゆれやすさ(震度)ハザードマップ
岡山市ゆれやすさ(震度)マップ301014
南海地震が起こると、オレンジー震度6強エリア  黄色ー震度6弱エリア

岡山市中心部津波ハザードマップ
岡山市津波ハザードマップ301014
南海地震が起きて津波が来ると、2Mぐらいまで津波が来るエリアがあります。

現在 検討中のこれからの住宅

災害に遭った時、復旧のしやすい工法・材料を使う。

基礎―浸水にあった場合、基礎内部の水を抜きやすいように、ベントキャップを複数設置する。
基礎からの浸水を防ぐー止水板をコンクリート打継ぎに入れて、浸水を防ぐ。
           基礎の仕上げを防水性のある塗装をする。
           過去の地面から浸水の高さを考慮して、可能なら基礎の高さを上げる。

1階床―合板厚24mmの剛床でなく、床上浸水したら撤去しやすい根太床にする。
    床仕上げは浸水後、洗浄すれば復旧しやすい無垢フローリングにする。
    床下点検口は 浸水後点検や復旧に入りやすいように、数箇所設ける。

断熱材―床下は吸水性のあるグラスウールでなく、吸水性のないボード系断熱材 押出法ポリスチレンフォーム保温板(カネライトフォーム)などを採用する。
    床下・外壁などの断熱材には吸水性がなく、調湿効果のあるウール材を採用する。
    ウールの繊維表面は疎水性の薄い膜で覆われています。この膜が水をはじくため、表面は乾いた状態を保ち、万が一濡れた場合でも乾きは早く、型崩れしません。

平成16年に発生した新潟・福井・福島県を襲った記録的集中豪雨の際、長い時間、泥水に浸水してしまった家屋は傷みがひどく、ほとんどの建材は使えなくなってしまいましたが、ウールブレスだけは大きな修復作業を必要とせず、再利用が可能でした。

1階床上浸水により、壁の内部に水が入り 壁内部にカビが発生しやすくなるので、壁下地ボードに
は、ハイクリーンボード 調湿タイプを採用する。
床上浸水した住宅では、ハイクリーンボードを使用した住宅では、ビニールクロス仕上げ以外の壁内部にカビの発生は見られなかった。調湿効果のないビニールクロスは避ける。

調湿効果のある珪藻土塗の壁や無垢の板壁では、カビの発生は見られなかった。

内部建具は無垢の框建具が良い、合板フラッシュ戸ではふやける建具あり。
メーカー既製品内部建具はパーチクルボードを採用していて、水に濡れると弱い。

壁内部に、水に弱い合板の使用は避けるー外壁は荒板がよい。
内部の仕上げ材の自然素材系は、汚れに馴染むので、そのままも気にならない。

屋根の瓦は、地震・台風に強い防災瓦とする。
外壁が長期間雨にさらされないよう、屋根には軒を付ける。

外部の広い開口部は、台風などの強風に備えてシャッターを併設する。

室内の造作材は合板系より無垢の木の方が良い ― 撤去不要なので、復旧しやすい。

設備機器―地面に設置する エアコン屋外機やエコキュートなど浸水に備えて高くする。
可能であれば、停電に備えて太陽光発電を設置する。
トイレの一箇所は、断水時にタンクに水を入れれば使える、手洗付きタンク式にする。
      
2階床上以上の浸水の可能性のあるエリアの住宅
分電盤は2階にする。
住宅の浮力で家が浮き上がらないように、土台のアンカーボルトを増やす。 
2階床下の梁桁に穴をあけ、2階床にも穴をあけて、1階天井裏の空気が2階床に抜けるようにする。
滋賀県 耐水住宅指針に準じて、浮力対策をする。

平屋建てはさけて、小さくても良いので2階に部屋を設ける。
2階にはバルコニーを設け、梯子で安全に2階屋根に登れるように、軒の一部を短くするなど考慮する。
小屋裏を設け、小屋裏に窓や天窓を設け、避難できるようにする。
屋根への避難経路を確保する。
バルコニーに外階段があると避難しやすい。 

住まいづくりをお考えの方や住まいのご相談は
お気軽にお問い合わせください。

(有)宇川建築計画事務所   〒700-0942 岡山市南区豊成3-17-24
TEL 086-265-9333 FAX 086-265-9334 E-mail ugawa@mx3.tiki.ne.jp

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2018
10.13

真備の水害エリアと水害を受けた住宅

総社市に建設された木造仮設住宅を見学のあと、水害被害を受けた倉敷市の真備に行ってきました。

総社西公民館仮設住宅301014a
総社市西公民館前の木造仮設住宅群
東京電力福島第1原発事故の避難者が入居していた木造仮設住宅を福島県いわき市から移築し、災害から2ヶ月ぐらいで完成。
外壁は新しい杉板張りなので、駐車場に立つと心地よい木の香りがします。

総社西公民館仮設住宅301014c
近所の方とコミュニティーが生まれそうな住宅群でした。仮設住宅と言うより、このまま住み続けできそうでした。

真備301013a
水害を受けた川沿いのエリアー住宅の被害が大きいです

真備301013b
決壊した河川の修復中ー7月のような大雨が長期に降ると、どこが決壊するか不安な感じします。

真備301013c

真備301013d

真備301013e

真備301013f

2階床上まで浸水した住宅を、持ち主さんの了解をえて、住宅3軒の内部を見せてもらいました。
1階の床と壁ははがし、家財は処分されていましたが、これからリフォームするか?解体して新築するか?どうするか迷われていて、水洗いや消毒はされていません。
そのため、壁のボードを剥がしていない箇所はカビが生えています。

真備301013g
土壁の住宅は土壁が流れたり、撤去したりして壁がなくなっている箇所もあります。
築年数のたつ少し広い住宅なので、リフォームするには費用がかかりすぎるので、解体の予定だそうです。
もったいない感じはします。

こちらの住宅は、築15年で新しい大手ハウスメーカーで建てた広い在来木造住宅。
外壁やサッシュは大丈夫できれいで、そのまま使えます。
メーカーに相談すると、リフォームする費用は3000万円と言われ、リフォームするか?解体して新築するか?どうするか?悩まれていました。下げ振りで検査すると、家の狂いはなかったです。この住宅は 解体するには、もったいないと思いました。
リフォームするなら、早く水洗いをして消毒してカビを防ぎたいです。とアドバイスしました。
真備301013h

週1回 水害住宅の電話相談に参加していますが、最近は「リフォームするか?解体して新築するか?」「また、河川が氾濫して水害にあわないか?」こうした相談が多くなりました。
水害電話相談01
相談の資料

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2018
10.11

岡山の木を生かした住宅 工事中

Category: 住宅の工事
岡山県総社市で「岡山の木を生かした住宅」の工事を進めています。
工事を請負った建設会社さんが、7月の豪雨で被災され、工事が2ヶ月ほどストップしていましたが、9月から工事が再開されました。

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災害時には電気が使用できるように、ソーラーパネルを設置しています。

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計画時のスケッチ

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床は岡山で製材した「松のフローリング」 壁と天井は「杉板」貼りで「木の香る」住宅です。

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水害でご自宅が被災された棟梁も、気を取り直し頑張ってくれています。

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トイレー松の無垢板の手洗いカウンター

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予備室として使う2階

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