井原市高屋町の住宅完成GALLEERY

『ガレージのある家』に続いて今年の３月に井原市高屋町で住宅完成見学会
を行った住宅『古民家風の家』を紹介します。


↑南側外観
岡山と広島の県境を跨いで流れる高屋川に面する、豊かな自然の風景に
白壁と焼杉板の黒壁が調和して、古き良き昔のどこか懐かしい雰囲気
を感じられる『古民家風』の住宅です。

　　　　　　　　

　　　　　　
↑その他の外観写真(クリックで拡大)


↑ポーチ
軒裏や垂木、バルコニーの手摺格子等の外部の木部から室内の柱、梁、
造作家具や建具に至るまで木部の塗装に柿渋を塗り、レトロで落着いた
空間をしつらえた家になっています。


↑ポーチ床
ポーチの床は豆砂利洗出しで仕上げ、中央には施主様がお持ちになられていた
器のカケラを埋め込んでデザインしました。


↑玄関ホール
玄関ホールの床は豆砂利洗出し仕上げの中に『おはじき』を埋め込みました。
玄関の引戸も古民家のイメージを考慮して格子をデザインして造作しました。


↑内部建具
玄関引戸とのデザインの調和を考えつつ格子の入れ方に少し変化をもたせています。
建具のガラスは和紙入りガラスを使用しています。

　　　　
↑その他の玄関ホール写真(クリックで拡大)


↑リビングの吹抜
玄関ホールからリビングへ入ると天井の高い吹抜になっています。
２階の床を支える化粧梁や屋根を支える松の化粧丸太が見え、開放的な
室内空間になっています。


↑リビング・ダイニング
リビング奥に見えている和室の建具は伝統的な『和』のデザイン建具『舞良戸(まいらど)』
を取り入れました。


↑リビング・ダイニング
室内の床は桧のフローリングを柿渋で塗装し、仕上げに天然エコワックスを塗っています。
天然エコワックスは赤ちゃんが舐めても大丈夫なくらい安全なワックスで全て天然素材を
混合したものです。これを塗ると撥水性、耐久性が得られます。

　　　　

　　
↑その他のリビング・ダイニング写真(クリックで拡大)


↑キッチン
キッチンのカウンターは松の厚板で造作し、床からの高さを700mmとすることで、
家族そろって食事のできるダイニングテーブルにもなっています。
キッチンの壁にはカラフルな色のガラスモザイクタイルを貼っています。

　　　　　　　　

　　　　
↑その他のキッチン写真(クリックで拡大)


↑和室
レトロなデザインの照明器具は東京で手づくりで照明器具を
作っておられる後藤照明㈱さんの商品を採用しました。

　　　　
↑その他の和室写真(クリックで拡大)


↑吹抜
壁際には松の厚板で造作したテレビ台を配置しています。
壁には施主様がインターネットで購入されたオーダーガラス板を嵌め込みました。

　　　　

　　　　
↑その他の吹抜写真(クリックで拡大)


↑２階ホール


↑子供部屋から吹抜を見る


↑子供部屋
子供部屋の建具にも施主様がインターネットで購入されたオーダーガラス板を
嵌め込んでいます。

　　　　
↑その他の階段、子供部屋写真(クリックで拡大)


↑階段下手洗いコーナー
階段下はトイレ用の手洗いコーナーとして利用しました。
手洗器や鏡も施主様がご自身でインタネットで探され購入されました。
天板のタイルは備前焼作家の手づくりタイルを貼りました。

　　　　

　　
↑その他のトイレ、洗面、浴室写真(クリックで拡大)
浴槽は優れた耐久性と保温性、そして入った時のなめらかな肌触りのよさが特徴
の鋳物ホーロー浴槽を採用しました。


以上で『古民家風の家』の紹介を終わります。



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