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2012
08.28

耐震性能にこだわって建てる家づくり

気象庁によると岡山県では今後30年以内に南海トラフの地震(東南海・南海地震)
により、震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が8.7%と予想されています。

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地震に強い家を建てるには、単に構造体が強いだけではなく、耐力壁の位置
や壁量などのバランス
がとれた構造を設計することが重要です。

私たちの事務所では「耐震等級3」を基準として家を設計しています。
「耐震等級3」とは我が国の耐震等級における最高等級であり、
阪神・淡路大震災の1.5倍の地震に対しても倒壊しないレベルの建物です。

それは、災害時の救済拠点となる「消防署や警察署」等に求められる
耐震レベルでもあります。

耐震等級2

私たちの事務所では、目に見えない「住まいの安全性」についてこだわって
家を設計するために木造構造計算ソフトを使用しています。
柱と梁のサイズを一本ずつ計算により決定し、耐力壁の位置や壁量のバランス
も配慮することで地震に対する安全性を確認
するようにしています。


■木造構造計算ソフトについて■

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梁せい算定の流れ
①家の間取りをCAD入力します。
②入力した間取りを元に伏図を作成します。
③伏図の架構状況を3Dで確認します。
④許容応力度計算により梁せいを計算します。
⑤荷重の流れを3Dで確認します。


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計算対象の梁に対する「集中荷重」、「等分布荷重」、「部分当分布荷重」
の伝達の様子を3Dで視覚的に確認できます。


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構造の安定を確かめるために「壁量の計算」、「壁の配置」、「床倍率」、
「接合部のチェック」、「横架材のチェック」、「基礎のチェック」などを行います。


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住宅の耐震性をリアルに表現した3次元のCG振動アニメーションにより、
地震の被害想定を一目瞭然に確認できます。


kou6.jpg
梁一本ごとの詳細な計算書を作成できます。
住宅一棟分の計算書を全て印刷すると約800枚程度になります。
当事務所で使用している木造構造計算ソフトは財団法人日本住宅・木材技術センター
による「木造建築物電算プログラム認定」を取得されています。

住まいづくりをお考えの方や住まいのご相談は
 お気軽にお問い合わせください。


(有)宇川建築計画事務所   〒700-0942 岡山市南区豊成3-17-24
TEL 086-265-9333 FAX 086-265-9334 E-mail ugawa@mx3.tiki.ne.jp

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