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2006
12.05

石州瓦

先日、石州瓦メーカーの小川君が、遠路島根から営業に訪問に来ました。

瓦の産地は、愛知県の三州、淡路島の淡路、島根県の石州が有名です。私の岡山ではほぼこの三つの産地の瓦を採用します。それぞれに特徴がありますが、今回は石州瓦について紹介します。

かつては瓦は生産地周辺で使用されるため、地域の環境に適した性能を持っています。石州瓦は島根県の寒冷地で生産されるため、通常 「寒さ」に強いとされています。瓦に水分を含みやすい、吸水率高いと、冬に瓦の中の水分が凍ると、氷は水より容積が大きくなり、瓦がぼろぼろになる原因になります。
石州瓦は焼温度が高いため、凍害に強いとされています。

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石州瓦といえば、赤色の(土の色)瓦が特徴です。鳥取や島根県に行くと、民家の屋根が赤い家々を見ることができます。岡山県でも県北になると赤い屋根の民家が現れます。最近完成した、内藤廣 設計の島根県芸術文化センターは赤い瓦の屋根と床・壁も石州のタイルを採用されています。内藤さんの紹介文に「高性能でメンテナンスの必要なく、百年単位の風月に耐える」とあります。また、石州瓦は釉薬になっており、「釉薬のガラス質が空の色を映し出して千辺万化するのです」と解説されています。

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こちらの瓦が、石州瓦独特の色の瓦です。私はまだ使ったことはないのですが、一度チャンスがあれば、「和の家」に採用したいと思います。

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瓦にいぶし瓦と釉薬瓦があります。
簡単に言えば、上薬をかけているか、いないかの違いになります。
昔の和瓦は薬のかかっていない「いぶし」が多いが、今は釉薬瓦が一般的になってきました。「いぶし」の方が少し価格が高くなります。「いぶし瓦」は年数を経ると、一枚ごとに色の褪色が変わり風合いが出ます。
下の写真の、左が「いぶし」右が「釉薬」になります。葺いた時は同じ感じに見えます。

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石州瓦の問い合わせは・・こちらまで

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