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2007
12.11

「おかやま木の家」研究会のワークショップ

Category: 岡山の木
12月8日(土)岡山木の家推進研究会主催のワークショップに参加してきました。

ワークショップは今年で3回目で、建築家や製材所、林業家、木材店、建設会社、ユーザーが集まり、岡山の木を生かした家づくりにより、岡山の木の普及をめざしています。

ワークショップに先立ち11月24日に行った「岡山の木を見に行くツアー」の報告をいたしました。

現在 原木価格 杉で8000円/M3ぐらいに下がって、山の木を伐採しても山の持主さんにはお金が残らない状況です。岡山の県北も森林面積に対して人工林が60%以上で、場所により70%を超えています。また、原木価格が下がり、伐採や間伐ができなくて山の保水力が下がっています。先週日曜日のサンデープロジェクトのTVでも紹介されましたが、全国各地で山崩れや林業の敗退による限界集落化が進んでいます。

京都議定書では日本のCO2削減目標は6%でその内3.9%は人工林の伐採、木の利用、苗木植え、育てる、使うのサイクル(林野庁 木づかい運動)で削減を期待しているが、原木価格の低下で実現が難しいと言われています。

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あるデータによると、人工林 1haあたりの山の木には219トン CO2を持っているそうです。先日のニュースで、日本が達成できないCO2排出分をブルガリアから買うニュースがありました。ならば、日本の人工林で、伐採ー製材ー植林ー育てるの条件の山には、山の木が蓄えているCO2分を企業に排出権として買ってもらい、その費用を山持ちの方に渡したらどうでしょう。

現在 企業間取引は 日本ではCO2 1トンあたり 1212円
欧州では 3000円ぐらいで、証券化される動きもあるようです。
CO2 トン当たり 3000円なら 山 1haで66万円の排出権価格になり、原木価格分が伐採費に消えても、売った排出権費用が山持ち主に入ります。


今回のワークショップでは参加者の連携により、「木の普及」出来そうなことを皆で考えました。

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・この研究会を継続する
・定期的に交流する
・情報誌やホームページなどで広報活動する
・展示や情報拠点を持とう
・岡山の木のブランド化をすすめる
・価格や品質の公開
・生産者を分かるようにする などありました。


ワークショップの後、大阪の建築家 藤田宜紀(ふじた よしのり)さん ひょうご・ネットワーク「木の家」代表 による 講演を聞きました。講演では10年以上前から兵庫の木を使って、山元から消費者にいたるネットワークの活動をうかがいました。


講演の後、一杯のみながら藤田さんと「今後お互いに交流をすすめる」ことを、話し合いました。

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