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2008
02.27

住宅の図面の完成

今日 2月27日 かねてより進めていた住宅の設計図面が完成し、明日 Mさんご夫婦とお会いし、説明します。

今回の住宅は在来工法の木造住宅2階建て 延床約90㎡ 27坪で少し小さめの住宅です。
内部は家族の触れあいを重視した、オープンな空間のある住宅です。
外観は焼杉板を貼った、田舎の風景に調和した民家風住宅(ちょっとモダン風)です。

特徴は以前にも紹介した、冬の新月の時期に伐採した新月木材を使います。
くわしくはこちらをご覧下さい

作成図面は、A2サイズで建築図22枚、造成図1枚、電気設備図3枚、給排水設備図3枚の計29枚になりました。今日は完成した図面の印刷準備と、使用する材料や機器類のカタログ、今回の住宅の設備器具の見積書などの準備をしています。

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図面を書き進めるたび不都合な部分、納まらない部分が分かってきて、変更を重ねます。
施主さんのこだわり個所が、細部まで正しく見積もりが出来、施工できるように表現するには、これぐらいの図面の作成が欠かせません。

私たち建築家の作成する図面は今までの施主さんとの思いや打ち合わせの記録でもあり、工事をする方への伝達手段でもあります。

材料サンプルなどを見ていただき設計した住宅の説明をします。
内容が大きな変更がなければ、建設会社に見積もりを依頼する作業にかかります。

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2008
02.10

建設会社から提示された見積書

3月に着工予定の住宅の見積書が、建設会社4社から提示されたので各社の見積書を検討・確認する。

建築設計事務所の設計する住宅は、特に事情がなければ設計図が完成すると、建設会社数社に見積を依頼します。

今回の住宅は施主さんが完成見学会に行かれ、評価の高かった建設会社4社に見積参加をしてもらいました。3社は以前当事務所の住宅を工事したことのある建設会社、1社は見積もり参加したことある会社です。皆さん岡山では住宅建設で実績のある会社で、私がアドバイスをしながら施主さんに見積り依頼する建設会社を選定してもらいました。

yteimitumori200212.jpg


皆さんに頑張って提示してもらいましたが、やはり見積金額の開きはでました。

今回の住宅 150㎡ 2階建て在来工法の木造住宅 45坪
建設会社の提示金額の開きは、数百万円でました。
最近では、45坪ぐらいの住宅で1000万円もの差が出ることも多いです。
        

見積書の確認

・各工事の材料の計上面積と単価、提示金額の比較します
拾い出し数量・面積が多い場合ありますが、数社で比較するとすぐ分かります。
使い慣れない材料や工法の場合高い金額提示の場合あります。
単価の桁が違っている場合あります。

昔は集計計算の間違いが多かったのですが、意外に最近は単価や数量の打ち間違いはあります。

・使用材や部分の落としや二重計上の確認以外にあります。こうした点は追加や減額と工事中にトラブルになることあるので確認します。

・提示された各建設会社の見積書を工事個所に分けて比較表を作成します。
例ー仮設工事、木工事など各社を比較すると、どの部分が高いか、安いか分かります。

見積書の疑問点について建設会社に質疑をし、金額変更ある場合再提示してもらいます。

・設計変更した場合の減額金額の査定書を作成します。
使用材料、工法の変更により1-2割ぐらい工事金額を減額できます。
施主さんと希望建設金額に合せて工事内容を決定します。

こうした資料を作成して、施主さんにご説明し依頼する建設会社候補を決めます。
また候補会社を施主さんと会社訪問します。

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2008
01.08

見積もり依頼の準備

Y邸の見積もりを建設会社に依頼するための資料作成の準備を行う。

見積もりの際に正確さを期すため、設計事務所の図面には使用材料や機器類は特定できるように商品名や品番を記載します。また見積もり依頼時には使用材のカタログや見積書をつけます。

鋼管杭の参考見積書2社、使用タイル品番、外壁・軒材の品番、キッチンセット・衛生器具の見積書、カラーガラスブロックの品番、ベネチアンガラスの品番、サッシュと天窓のカタログ、内装材・デッキ材・クロス・下地材のカタログと品番、インターフォン・換気扇のカタログと品番などなど

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建設会社の図面には、工事中に予算調整しやすいように商品名を記載せづに、一般的な名称のみ書いている図面があります。こうした場合、後で施主さんと建設会社の間で、施主さんの思っていた物と違い、トラブルになることがあります。

設備器類は一部変更があるため、ショールームに行き変更見積もりを至急作成してもらうこととする。

化粧洗面台・・INAX
衛生機器類・・TOTO
キッチンセット・・ナショナル について変更見積もりを作成依頼

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2008
01.06

今年の業務開始

昨年末まで図面完成させる予定の住宅が、年明けに図面が完成したので、Yさんと1月6日の日曜日に打ち合わせをする。

作成した図面はA2サイズで建築図面30枚、設備図面6枚、造成図面1枚の計37枚
150㎡ 45坪の2階建て木造住宅では、建築設計事務所の設計では30枚ぐらいの図面作成になります。

設計中にも何度か図面、カタログにて打ち合わせはしていましたが、改めて図面と使用材料と機器類のカタログやサンプルを説明する。

リビングのサッシュの形状、洗面所の窓の取り方、屋根材の変更、換気扇の追加などを伺い図面修正を行うこととする。

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図面修正が完成次第、見積もり依頼する建設会社の候補について相談し、
今回は、この住宅について見積もり参加を希望している建設会社を4社選定する。

見積もりを出してもらうと、提示金額の開きは2から3割ぐらいの開きが出ます。最近では1000万円近くも金額差が出たときもあります。見積もりが出ると、数量、見積もり項目、単価、拾い落としなどをチェックし、各社の見積もりを精査し比較します。

広さや本数の違い、単価の桁違い、使用材のランク違い、見込み工事項目などもあります。

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2007
12.28

CPDと専攻建築士の審査

12月26日(水)の午後は、建築士会のCPDと専攻建築士の平成19年度の審査をするため、建築士会の事務局に行き、CPD・専攻建築士委員会の会議に出る。審査は12月に2回目で、今日は委員会の最終審査を行う。

専攻建築士
建築士の資格は、建築の法律やデザイン、設計、構造、設備等全般的な知識を持つ国家資格者です。建物の用途や規模により、業務ができる資格として「一級・二級・木造建築士に分かれています。実際には、各建築士は仕事により建物の設計の専門家、構造強度や耐震診断の専門家、空調や設備の専門家、建築現場で管理をする専門家、神社やお寺の専門家、役所や学校でもそれぞれ専門家として活躍しています。

そこで建築士会では、医師が内科や外科としいった専門を表示しているように、建築士にもその人の専門技術領域や得意な分野が分かるように「専攻建築士制度」を設けています。
この制度は、消費者の皆さんに対して専門家として社会に責任の取りうる業務領域(専攻専門領域)を認定・登録し社会に示す制度です。

目が悪いときは眼科に、鼻なら耳鼻科、風邪をひくと内科、手術をするなら外科の先生にしてもらうように、建築士も設計をしてもらうなら設計専門の建築士に、工事管理をしてもらうなら生産を専門の建築士にと、より消費者の皆さんに、建築士の専門分野を分かりやすくした制度です。

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専攻建築士になるには、建築士会 会員で建築士の資格があり、5年間とぎれなく専門分野の実務があり、代表の業務例を3ケ以上明示します。審査は岡山県建築士会の委員会の3名の審査をクリアーし、弁護士・建築関係団体の長・県の建築課・大学教授からなる岡山の審議会の審査を受けます。その後東京の建築士会本部で再審査され、専攻建築士と認定されます。認定には、結構厳しく審査されています。

岡山県では現在、この制度で登録した設計を専門にする建築士は145名です。構造は11名、まちづくりは11名等々です。


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仕事を依頼されるときは「あなたは専攻建築士ですか?」とお聞きください。
また、各県の建築士会(ホームページでも公開)でも問い合わせできます。
岡山の専攻建築士の名簿はこちら

CPD・・継続能力開発制度
欧米では専門職のために「Continuing Professional Development(略してCPD)」と言う制度があり、継続的に技術の向上を図るプログラムが、幅広く行われてきています。日本でも医師、コンサルタントなどの団体では、この制度をいち早くから取り入れ展開しています。

建築士会では、建築士は建築士法第22条にて、「建築の必要な知識と技能の維持向上に努めなければならない」とあり、良質な建築を社会に提供する使命をもった建築士に、技術、技能の向上のためのプログラムを提供することをめざして継続能力開発制度ーCPD制度として進めています。

実務や講習会や見学会の参加、住宅相談会や街づくりなどのボランティア活動をすると、CPD登録申請を出した建築士には、単位が認められます。岡山県では193名+αの方が今年申請を出されました。

岡山県建築士会のホームページはこちら

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2007
11.21

住宅工事をする建設会社の依頼先

私たち建築設計事務所は、住宅の設計をすると工事を依頼する建設会社を選定します。特に施主さんから特定の建設会社の指定がなければ、数社を選定して見積り依頼を出します。通常は3から5社程度になります。

見積を出してもらうと2,500万円ぐらいの住宅でも500万円ぐらいの金額の開きは出ます。時には1,000万円近くも金額差が出るときもあります。

見積の差額分で、充分建築設計事務所の設計監理代はなるでしょう。(建設会社さんごめんなさい)

なぜ、そんなに建設会社により金額差が出るか?
・建設会社の利益率が違うことが多いです
・営業マンなどの営業経費が違う
・展示場、ショールーム経費が必要 などが考えられます。
・建材の購入コストが違う
などが上げられます。

また時期により決算に近い、手持ち大工さんが現場から上がってくる、
近くに工事現場がある(監督経費が節減できる)があります。
また、意外にあるのが「設計事務所の住宅を手がけて、施工作品を持ちたい。」があります。

依頼する建設会社設定の上で大切なこと
・住宅の施工実績があること
・住宅に精通した監督さんがいること
・会社として信頼感があること
・設計事務所の住宅を手がけたことあること
・何より、住宅に熱意があること

私の事務所では、提出していただいた工事見積書の内容を精査し、適正価格の把握をしています。建設会社の選定は会社や見積書を精査した内容を施主さんにご説明し、依頼する建設会社は施主さんと相談して選定しています。

・ 建設会社の大きい会社小さい会社
住宅を施行する建設会社は、多くは地元の建設会社になります。建設会社の大きい会社は見積もりが高いか?小さい会社が安いか?はどちらとも言えません。
規模の大きな建設会社は、納入建材会社の価格が安いなどの理由で安い場合あります。

大きい建設会社の場合、管理体制や書類作成などしっかりしている会社多いです。最近はISOを取り入れている会社は、工事着手前に見積もりを提示するなど、しっかりしているように思います。

・ 建設会社の成り立ち
社長さんが大工さんから建設会社を起こした、住宅や不動産の営業から会社を起こした、現場技術者から起こしたなどあります。小さい会社の場合、代表の人柄は大切です。住宅に熱意のある方や代表が建設技術者であった方が良さそうです。

社長さんが大工さんから建設会社を起こした会社は、住宅に熱意のある会社や木にこだわりある場合多いです。新しい技術への対応を確認したい。

住宅や不動産の営業マンから建設会社を起こした会社は、社長のワンマンの会社が多そう。設計や現場より社長の意向で物事が決まることが多い。

現場技術者から起こした会社は設計者上がりの場合デザインにこだわりがあって、工事現場経験ある場合工事管理がしっかりしている会社は会社ごとに特徴あります。

住宅を手がける建設会社のタイプ

・ ローコスト住宅を主に手がける会社
一般的に、手間がかかりすぎるので、私たち建築設計事務所の住宅の施工はしたがりません。ローコスト住宅を目指すには設計や現場の人件費を安くする必要あります。できる限り手間がかからないようにする必要あります。工事後トラブルの多いのはこのタイプの会社が多い。設計や現場の担当者の担当件数は多いので、細部まで目が行き届かない。会社により社員や技術者の力量の差が多い。

・ 住宅専門の建設会社
最近は技術力,デザイン力、現場体制、完成した住宅の質が高い会社も多くなりました。が会社により差が大きいと言えます。意外に工事管理をする監督さんの経験や力量が低かったりする場合あります。

こちらも設計や現場の担当件数が多い会社あり。

レベルの高い会社の場合、私たち建築設計事務所も工事の依頼をします。モデルハウスを持ったり、宣伝広告に力を入れていたり、自社設計(外注もあり)でデザインに力を入れている会社は提示金額が高い傾向にあります。

設計や施工の担当者の担当件数がものすごく多い会社多い。(ほとんど)
設計者は設計が終わると、工事に関与しなことが多いので、施工時に施主さんと行き違いになりこととあります。

最近、「できれば設計事務所の関与を避けたい」との意向の会社あり。

・ ゼネコンの地場の建設会社
ゼネコンとは総合建設業を言います。おおむね住宅以外のビルやマンション、公共建築、不動産などを手がける会社で、中には土木工事まで施工する会社あります。以前はこうした会社を建設会社と呼んでいましたが、最近は住宅専門の会社が増え、総合建設会社に住宅依頼するケースが少なくなっています。

住宅部門を充実させている会社もあります。

特徴としては、デザイン力が少し弱いが工事管理体制はしっかりしている会社があります。建材メーカーや下請けの価格が安いため、提示金額が思ったより安い会社あります。造成など土木工事を伴う場合、意外と安くできる場合あり。

・ ホームページの見栄えの良い会社
建設会社の中でもホームページの見栄えが良い会社が増えてきました。訪問するとホームページの印象と違う場合もあります。私の事務所が設計監理した住宅を掲載している建設会社もあります。(設計者を明記していただきたいです)

・ 大手のハウスメーカー
私たち建築設計事務所が余りお付き合いのない会社になります。数年前、施主さんのお身内の方の依頼で、大手住宅メーカーさんに建ててもらう住宅の基本設計と材料選定見積もり管理しました。支店経費、研究費、人件費、宣伝広告費、展示場費がかかりますので金額は当然高くなります。

ほとんどの営業の方は「坪50万円から」といわれますが、「始まりが50万円、以後いくらでもなります」が正しいのでは。「坪50万円から」とは敷地状況が考慮されてなく、素の状態の住宅であり、物言えば金額表示はアップしていく感じです。予算が厳しい場合、設備機器などショールーム巡りをして機器採用は価格的に厳しい。(表示価格にて購入なら可能)

設計デザインは思ったより制限があります。構造等の確認申請を簡素にするため、ほとんどが型式認定を得ているため、設計上出来ないなこと多かったです。パンフレットのデザインは別途設計仕様が多かった。

設計や施工の担当者の担当件数がものすごく多い会社多い。(ほとんど)
設計者は設計が終わると、工事に関与しなことが多いので、施工時に施主さんと行き違いになりこととあります。

ちなみに、住宅展示場のモデルハウスには設計能力の高い設計士が、
設計時間をものすごくかけています。
また、下請け施工職人も高いレべルの方が施工されます。

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2006
12.22

建築家とは?

昨日は建築家の集まりの団体:社団法人日本建築家協会JIA岡山建築家の会の役員会と忘年会兼新入会員歓迎会に出席しました。岡山でこのJIA(社団法人日本建築家協会の略称)会員の人数は一時は50数名いましたが、近年の不景気からか会員数が30名弱と減る傾向にありました。

本年 岡山の建築家の会では、建築家協会の果たす役割、建築家の仕事を紹介する書籍「おかやまの建築家」の本を2007年3月に発刊します。この発刊にあわせて、岡山の建築家にふさわしい方をJIA会員から推薦募集したところ、新たに10数名の設計事務所を業務にしている方、学校で教務をされている方が入会することになり、入会歓迎会を行いました。

「おかやまの建築家」は吉備人出版で制作・発行され現在IJA会員の仕事を取材中です。3月には県内の書店で一斉発売の予定です。またあわせて「建築家展」や「建築相談会」も行う予定です。

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建築設計にかかわる活動団体はいくつかあり、建設関連に従事している方でもどこが違うの?なんて聞かれることあります。

建築士会・・おもに2級建築士、1級建築士の有資格者が入会します。設計事務所に勤めていても、建設会社・建材店に勤めていても入れます。また仕事は設計でも施工でも行政機関でも、職種は問いません。入会資格は特にないと思います。いわば建築士の資格があれば、個人として入会します。全建築士の内入会者は2割程度といわれています。

建築士事務所協会・・建設会社または設計事務所を開設している、建築士設計事務所が集まっている団体。事務所単位で入会しますが、全設計事務所が入会しているわけではありません。

日本建築家協会・・原則として一級建築士有資格者で、おもに建築設計事務所にて建築の設計および監理を行う専業の設計士(大学や専門学校で教職にある方もいます)が集まっている団体、入会には2名の推薦者が必要。建築の設計専業者は、トヨタの昔の宣伝コピーの「いつかはクラウン」でなく「いつかは建築家協会の会員」があこがれのステータスでした。

以上の3団体が社団法人格を持つ建築設計の方々が入会する団体です。
3団体に所属する人もいれば、1団体のみ所属、またはまったく所属しない方もいます。

その他岡山県では、建築設計事務所の代表者が加入する任意団体「岡山建築設計クラブ」があります。会員数は52名、支援する企業会社69社あり、独自の活動をしています。

建築家とは?
われわれ建築設計事務所を業務にしている者でも、つい10年ぐらい前までは「建築家」と名乗るのはおこがましい気がしていました。今では、ハウジングメーカーや建設会社に勤務する社員の方でも(失礼)宣伝チラシに「当社建築家が設計」とうたっています。

かつては(社)日本建築家協会の会員であり知名度もあり、または地域の設計業界で一様認められる設計専業の方が、建築家と称するように思われていました。もちろん、建築家協会に所属されなくても、建築団体に所属されなくても立派な設計や地域活動されている方もいます。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)では

欧米における建築家は、伝統的に医師・弁護士と共にプロフェッション(公益のために働く専門家)少し大きい文字として扱われており、構造・設備などの技術者(エンジニア)とは区別される。

また、日本では第二次世界大戦後の1950年、建築士法が成立し、国家資格としての「建築士」制度が誕生した。(名称は同じだが)その内容は戦前期に提案されたものと異なっており、建築士=Architect(建築家)という訳ではない。現在に至るも、日本では「建築家」として認められるための公的認定機関は存在せず、それに代わる資格認定機関も存在しないのが実状である。

このため「建築家」の明確な定義はないが、一般的には(1)建築関連の何らかの賞を受賞した人物や、(2)著名建築物の設計等で広く名前が知られた人物を建築家と呼ぶことが多い。

一般メディアは「一級建築士」で権威付けすることが多いが、業界内では、「建築家」という呼称が作家性の存在を示唆する。
以下こちらをご覧ください。

JIA日本建築家協会では「建築家とは」
「建築家」の称号は、一般に、法律や慣習によって、プロフェッショナルにかつ、学問的に教育され、それぞれの法的管轄圏(国等)で建築業務を行なうための、登録/免許/証明を取得し、公正かつ持続可能な開発、国民の福祉、また、空間、形態、歴史的文脈の見地からの社会の居住スタイルの文化的表現を擁護することに責任を負う者に、付与される。とあります。


以下建築家協会のパンフレットからー建築家はー

・ 周辺環境・地域環境・地球環境に配慮する
・ 環境を形成することにより、社会に貢献する
・ 敷地を越え、街並み、地域文化、歴史、風土、地球環境との関連をデザインする
・ 市民ともに行動する
・ 環境資産価値をあげる
・ 独立性・中立性を保持する
・ 設計の責任を引き受ける
・ アイデア、デザイン、技術で選ばれる
・ 未来に奉仕する
・ 新しい文化を創造する


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2006
12.08

建築士会の会議に行きました

今日は午後3時から、岡山県建築士会の「CPD・専攻建築士運営委員会」の会議に出ました。CPD・専攻建築士とは耳慣れない言葉ですが、建築士の集まりである日本建築士会連合会では2003年から制度として運営しています。

CPD:Continuing Professional Development は「努力する建築士の証」として 「建築士の継続的能力開発の実績を建築士会が登録し、社会へ表示する制度」です。欧米では専門職の方は、継続的に技術の向上を図る研修を実施しているようです。日本でも医師などの団体では、このCPD制度をいち早くから取り入れ展開しています。現在では、日々能力研鑚しないと時代に遅れてしまい、消費者に信頼してもらえなくなります。

そこで、実務をしている方、講習会などへ出席して研修している方、住宅相談会など地域活動している方などを、単位数として評価し、建築士会は公表しています
2006年18年1月現在 全国で26,388名の建築士がCPD登録しています。
あなたの知り合いの建築士のお名前はありましたか?なければ、あまり建築の勉強されていないかもしれません。??

専攻建築士制度は「仕事のできるプロの証」として 「建築士の専攻(専門)領域を建築士会が認定・登録し社会に明示する制度」です。建築士会では、医師が内科や外科といった専門を表示しているように、建築士にもその人の専門技術領域や得意な分野が分かるように、まちづくりや設計、構造、環境設備、施工などの生産、棟梁、法令、教育など「専攻建築士制度(8つの専門分野)」を設けています。

今までは、一級建築士であればなんだか、建築のことならすべて任せられると思っていたが、現実は建築士は専門の分野で実務をしています。時には、設計が専門でない建築士に設計を依頼し欠陥建築になることもあります。
そこで消費者の皆さんの保護を目的に、設計専攻建築士なら一定の件数の設計の実務があり、所定の研修CPDを実行している建築士を、建築士会が評価認定しています。

この制度では、実務実績があれば得意分野や、より専門の分野も表示できるようになっています。

建築士会では「専攻建築士=信頼できる建築士」と位置付け、本年度上期で全国で2,325名(中・四国364名)の専攻建築士が誕生し、2006年10月現在全国で10,376名の専攻建築士(中・四国650名)が登録されています。

あなたの住宅を設計していただいた建築士は設計専攻建築士でしたか?

本日出席した、岡山県建築士会の「CPD・専攻建築士運営委員会」では11月末にこれらの申請受付を終了したので、これから申請書が適切か審査に入ります。また委員会で承認されたら、岡山大学の教授が座長で、弁護士の先生、行政、建築団体の長、消費者代表の方などで構成される審議会にかけられます。
ここでは、全員の申請書が再度チェックされ、問題ある方、実務が不明の方は却下され、結構厳しく審査されます。審議会で了承された方について、東京の連合会に送られ再度審査され、無事専攻建築士として認められます。

私の場合、はじめて設計をさせていただく方には、専攻建築士のカードをお見せし、設計の専門である旨提示しています。また私の場合は、設計の中でも得意分野として戸建住宅、医療施設を認定してもらっています。

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